ヒロシマ…
広島について考えました。
先日の8月4日.5日.6日と広島に行ってきました。自分の中で、一度は行かないといけない気がしてまして、今回ご縁があり、広島に行ける事になりました。
広島平和記念資料館、原爆ドーム、慰霊碑巡りなど、その場所その場所でいろんな事を学ぶ事が出来ました。
展示されてた写真は、どれも無惨で悲しい気持ちになりました。子供達にとっては、恐ろしい写真ばかりです。見学していると、海外の方が多いことにも気付きました。泣いてる方もいます。私自身も何か込み上げるものがありました。
その数々の写真を納めたカメラマンの言葉がありました。
『投下されてから20分後に現場に着いて、状況を納めようとカメラを構えたが、泣き叫ぶ子供や助けを求める人の声があちこちで聞こえて、シャッターを切れなかった』と。頬を伝う涙を感じ、写真を撮ってる場合ではないのではないかという葛藤があった。15分ぐらいレンズ越しで動けなかったが、この状況を後世に残さないといけないと言う強い思いで、シャッターを切ったとの事です…
見学をしていると、どこか『遠い国のお話』みたいな感じで、実感が湧かない自分も確かにいました。平和ボケというか…実際に体験してないから、真実味がないんですね。
原爆というのは、とても恐ろしいものです。なぜそんなものを日本に落としたのか?悔しい気持ちと悲しい気持ちもありますが、見方を変えればそれは、当然です。原爆を落とされるようなことを日本は他の国でしていました、それも事実です。
日本も非人道的なことをしてます。決して日本だけが被害国ではないです。
そう思うと、戦争とは何か、と考えます。爆撃機を投下したアメリカの副操縦士は、『神様、私は何てことをしてしまったのでしょうか』と泣いてたことも知りました。
勝った国は、何を得たのでしょうか?
戦争は、何も得ないのではないかと思います。
皆さんにとって、戦争とはなんですか?
また、平和とはなんですか?