Isao Kobayashi

日本IBMにて新規事業開発を担当しております。お客様、パートナー様との「共創」をテーマにAI、Cloud、お客様事例など最新動向記事を掲載しています。※当アカウントでの発信する情報は個人の見解であり、会社を代表してのコメントではございません。

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マガジン

  • 日本IBM 新規事業チームAブログ!

    • 31本

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最近の記事

最近よく聞く「オブザーバビリティ」って何だ : INSTANAは優れものか

アプリケーション基盤としてクラウドを利用することが一般化するにつれて、運用の世界でオブザーバビリティという単語を耳にした人も多いと思います。自身もこの概念が意味するもの、その重要性をきちんと理解していなかったので、まとめてみることにしました。 Observability = Observe + ability英語表記では Observability であり、観察する Observe と能力の ability の組み合わせだと容易に気づきますし、翻訳は「可観測性」ですね。「観

    • 気候変動の影響を受ける国:先進アナリティクスによる気象災害予測

      ドイツのシンクタンク Germanwatch が毎年Global Climate Risk Indexを発表していることを知りました。そのレポートの中で、気候変動・地球温暖化の影響を最も受けた国ランキングを発表しているのですが、2021年度版は以下の通りでした。 第1位はモザンビーク、2位はジンバブエ、3位のバハマに続いて、日本は第4位。最も影響を受けた10か国に入っているのは、G8先進国では唯一。さらに前年レポートでの最も受けた国は、なんと日本でした。自然災害が多いとは感

      • 世界で一番美しい紅葉の国

        春のお花見と秋の紅葉狩り。日本人にとって定番の季節を感じるイベントですね。紅葉狩りというのに、どうして桜狩りと言わないのか。それは、平安時代にまで遡るようです。当時貴族たちは、さくらを自宅に植え、その美しい花を楽しんでいましたが、もみじは山まで行かないと見ることができず、紅葉は狩りに行かなければいけなかったとか。 ということで、昨年は行動を自粛していましたが、今年は京都の紅葉の名所を巡り、改めてその美しさを堪能しました。紅葉が美しくおこなわれるためには、朝晩の冷え込みと十分

        • ローコンテクスト型コミュニケーション

          緊急事態宣言も解除され、明確な理由はわかりませんが、急激に陽性者数も減少したことで、多くの企業が在宅勤務を解除していて、週に数回出社というケースはほとんど無くなり、在宅勤務ありなしの二極化状態になっている感じです。自分は引き続き「あり」の人ですが。 欧米特に国土が広い北米では、かなり前からホームオフィスが一般的になっていましたが、日本においてこのテレワークは受け入れられるものなのでしょうか。このワークスタイルについては、コロナ禍であろうとなかろうと、いつかこうなると予見して

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        記事

          感性と人工知能

          味覚コンセプトから味を創造する新たな商品開発にAI技術を活用したシステムのテスト運用の記事がありました。 記事によれば、長年の経験を要した熟練技術の伝承のほか、新商品のレシピの効率的な考案が可能になると書かれていますが、味覚や香りとった五感を通して知覚し,何かを感じて,好き嫌いといった感情や購入するに値するかの判断について、AIにどこまで期待できるのだろうか。 正解不正解があるものは,学習すれば獲得できるからAIに教え込めば正解の確度のしきい値を決めれば判断できるけど、「

          感性と人工知能

          半導体不足狂騒曲ですが、標準納期を守るストレージ製品

          半導体の供給不足と、COVID-19の影響により生産調整になったり、業界のサプライチェーンの混乱などによって、多くの製品が欠品している状況が報道されていますね。半導体は「産業のコメ」と言われてきたが、その言葉の意味を今ほど実感できたことはないと思います。 車載用の半導体の供給が絞られてしまった自動車業界は、真っ先に深刻といわれてきましたが、他の産業機器や家電製品にも影響が出始めています。「プレイステーション」も品薄で入手しづらい状況のようですし、壊れた給湯器が修理できないツ

          半導体不足狂騒曲ですが、標準納期を守るストレージ製品

          安全品質向上を目指しIoTとAIを活用した実証実験

          川崎汽船株式会社と日本アイ・ビー・エム株式会社は、IoT機器やAIを活用し、自動車船内における車両走行の情報、車両や作業員の位置情報、作業員のバイタル情報などを収集して分析することで、荷役作業の安全管理強化による作業品質の向上を目的とした実証実験を行ったと発表。 IBM Cloudの上で、大規模データのリアルタイム可視化、AIによる異常検知、構成可能なダッシュボードを提供するリモートモニタリングのソリューションであるIBM®︎ Maximo Monitorを使用しています。

          安全品質向上を目指しIoTとAIを活用した実証実験

          IBM Plexの最新版が登場

          「IBM Plex」は、IBMのコーポレート書体ファミリーです。 元々、自社利用目的で制作されたフォントですが、それを無料で商用利用も可能なオープンソースのフォントなんです。 もちろん和文もあります。太字でも太字でもつぶれにくく、視認性・デザイン性・汎用性ともに申し分はないとの評判です。「IBM Plex」ファミリーには「Sans」、「Serif」、「Mono」、「Sans Condensed」の4書体があって、すべてに傾いていないローマン体と傾いたイタリック体が用意されて

          IBM Plexの最新版が登場

          「ふつう」が好きな日本人

          「大変良い,良い,ふつう,悪い,大変悪い」のような5段階評価のアンケートにおいて、日本人の回答傾向は、「良い」と「ふつう」に集まるといわれています。自分もよほど評価に値すること以外は、「良い」ですし、まあまあ、可もなく不可もない感じだと、「ふつう」にマークしている感じです。中流意識とか、中の上が理想のような風潮もありますから、これは日本人にとって文化というか気質なんでしょうか。 日本人は、イエス・ノーをはっきりと意思表示しないで、曖昧な雰囲気をするために、特に欧米人からは、

          「ふつう」が好きな日本人

          「ロイヤリティ」と「ロイヤルティ」

          仕事をしているとよく出てくる二つの言葉。英語をカタカナ表記した際に、あまり意識することなく区別しないで使っていませんか? 実はある講演でスピーカーが混同して使用していたので、気になりました。 ロイヤリティは英語の「Royalty」からきている言葉。王族とか王位といった意味ですから、気品が高く高価なイメージ。ビジネスの世界では、権利の使用料を表すので、「オーナーにロイヤリティを払う」といった使われ方がよくあります。 一方で、ロイヤルティは英語の「Loyalty」からきている

          「ロイヤリティ」と「ロイヤルティ」

          メッツ値って何?

          新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための「新しい生活様式」の代表的な形として、テレワークや在宅勤務・自宅待機となった人も多いと思います。かく言う私もその一人。首都圏の典型的なビジネスマンなので、オフィスまで片道で1時間半といったところでしょうか。 同じエネルギーを摂取するのであれば、相当量のエネルギーを消費しないと当然ながら太りますよね。このテレワークの推進に伴う身体活動量の低下は肥満予備軍が増えてしまうことと同時に、特に中高年にとっては、生活習慣病の発症とか、生活機能の

          メッツ値って何?

          再生

          DXは産業から生活領域に加速度的に拡大

          デジタルテクノロジーを基盤に顧客データを細部にまで共有して、高度な予測でお客様の潜在ニーズを捉え的確な提案をする2025年の暮らしの未来予測をのぞいてみませんか?

          DXは産業から生活領域に加速度的に拡大

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          これは必読! 日米企業におけるDX推進

          IPA(情報処理推進機構)から、「 DX白書2021」が発刊されましたね。今回の目玉は、日米企業の比較調査です。想像するまでもなく、米国でのDXの浸透は進んでいて、日本とのギャップがどの程度あるのかが、興味深いところです。 ざっと読んでみましたが、特に社内での経営者・IT部門・業務部門の強調については、十分にできている割合が、米国では40.4%なのに対して、日本はわずか5.8%です。まだまだ、社内でのビジネス変革への共通理解が進んでいないことも、推進が遅れている原因かもです

          これは必読! 日米企業におけるDX推進

          地方創生ソリューション協議会

          1997年に日本アイ・ビー・エムを中心として自治体向けビジネスを展開している全国のビジネスパートナー約40社が集まって、情報交換やソリューション協業が可能な場として、「地方自治体ソリューション協議会」が設立されて、24年が経ちました。 テクノロジーの進化とともに、会員企業を取り巻く環境が大きく変化して、これまでの自治体向けビジネスにも変革が求められるようになりました。現在は、103社が参加し、地方創生を軸として、日本アイ・ビー・エムの先進的なテクノロジーとともに、会員企業間

          地方創生ソリューション協議会

          アクセシビリティ について考える

          今日から、IBM Think Summit Japanがはじまりました。4日間のデジタルイベントで、Day1のテーマは、「テクノロジーと共創がもたらすサステナブルな社会」でした。 昨今、多くの企業が、「時代ともに持続可能な世界を築く」をテーマに、SDGs達成に向けた取り組みを発表するようになりましたね。Think SummitでもIBMフェローで日本科学未来館の館長の浅川さんが登場していました。誰一人取り残さない(Leaving no one behind)社会に向けてが原

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          コンテナ環境の構築と運用の秘策をお届けします

          アプリのコンテナ化は、DXの早期実現に向けた一つの大きな手段です。 コンテナベースのシステムを構築するために必要な機能を、あらかじめ全てパッケージした、コンテナ専用のオール・イン・ワン・ソリューションが登場しました。 わずらわしい作業はすべて省き、迅速にコンテナ稼働基盤を立ち上げることが可能で、ソフトウェアの更新も全てのコンポーネントをまとめて実施することが可能です。さらには、データのバックアップやセキュリティ対策、包括的な保守サポートなど、企業の基幹システムに必要な基本的

          コンテナ環境の構築と運用の秘策をお届けします