「来れ夏の日」
もうすぐ梅雨かと
昼下がりのベンチへ
楠木の木陰に
少し強めの晩春の風が吹く
天を隠す仰ぐ葉っぱが
騒いでいる
最近
伸ばし始めた顎髭に
心地良い風が通り過ぎる
あ〜僕は生きているんだなぁ
足元の蟻さん🐜を気にしながら
少し目を閉じて
この時間を楽しもう
晴れ雨を繰り返し
夏の扉は開きかけた
夏の風物詩
浴衣祭り
花火
暑い砂浜
散りばめる夏の言葉に
来る夏の日に気持ちが高鳴る
蛙の鳴き声
蛍
雨模様の中によく似合う
来たれ夏の日よ。
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