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Isao歌集 「雪木立」(ゆきこだち) オリジナル
冬から春への季節を歌にしてみました。
「雪木立」(ゆきこだち)
2021-1-25
作詞・作曲 Isao
1. A. 大寒が過ぎると節分までは
一番寒い日が続きます「春遠き、束の間の日差しに
戯れ遊ぶ子供たち」
「北風ふりのけ走りだし
慌てる冬将軍は逃げ出した」
暖かな冬の風景に慣れてゆき
雪の重みや冷たさを忘れてた
B. 季節は時を知らせ
忘れた記憶を届けてくれる
冬空舞い散る雪の華
瞼を濡らし瞳の奥に溶けてゆく
C. 木々(こだち)を白色に
塗り替える「雪木立」
静かに春の日を待っています
ゆらりと落ちる綿雪の隙間から
零れる光に春の香りを感じます
今年の冬が通り過ぎれば
君はこの町を出て行くんだね
枝先伝わり落ちる雫の涙が
虹色に輝く世界を作りだす
2. A. 雪の朝は目覚めが遅い
町の騒めきも聞こえてこないカーテン越しに溢れる朝日に
誘われ恐る恐る覗き込む
視界に飛び込む山の姿は
真っ白な世界に変わってた
近くへ迫る輝く雪の迫力は
手を伸ばせば届きそう
B. 雪国ような不思議な気持ちに
時間を忘れる別世界
白い雪道は誰も寄せつけず
煌めく光の轍を映しだす
C 降り止まぬ雪は軒先隠し
夕焼雲をさえぎりだし
洛陽に包まれて立ち尽くす
森へ帰る鳥の声だけが
静まる冬空に鳴り響く
冬の厳しさを忘れさせる
一輪の雪割り草が顔をだし
はしゃぐ君の笑顔に呟いた
「もうすぐ暖かい春だねぇ」