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リラックス効果-アミノ酸含有量から見た日本酒

セロトニン*(興奮を鎮める神経伝達物質)の前駆体・トリプトファンという化学物質が、日本酒には豊富に含まれています。トリプトファンはアミノ酸の一つですから、アミノ酸をできるだけ多く含む日本酒ほどリラックス効果が、より期待できます。

日本酒の種類は本醸造酒タイプと純米酒タイプに大きく2つに分かれます。醸造用アルコール(サトウキビなどを原料にした蒸留酒)を添加しているのが本醸造タイプ、添加していないのが純米酒タイプです。ちなみに、醸造用アルコールを添加すると味がクリアになり香りも際立つというメリットがあります。

アミノ酸が多く含まれるという点から見ると、純米酒タイプの方がいいと思います。純米酒タイプには、さらに純米酒、特別純米酒、純米吟醸酒、純米大吟醸酒の4つがあります。詳細は今回は触れませんが、一般に、この順番に味や香りは良くなり価格も高くなります。
とは言っても、高いワインなら何万円もしますが、日本酒なら高くても数千円でほとんど手に入ります。

アミノ酸豊富で吟醸香も楽しめる、純米吟醸酒や純米大吟醸酒がお得かもしれません。

個人的に気に入ったものはいずれ紹介しようと思います。

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