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梅酒で夏バテ対策; 薬用酒としての魅力

今年も含めて近年の夏の暑さは異常で、夏バテする可能性が大いにあります。

夏バテ対策として様々な方法がありますが、個人的に最も興味を惹かれるのは薬用酒です。
薬用酒とは、健康維持に効果が期待できる薬草や香辛料の成分を、蒸留酒などのベース酒に溶けこませたものです。

海外で有名なものは、ワインをベースに多種の薬草などを配合した「ベルモット」でしょうが、日本で有名なものは、CM効果やネーミングで「養命酒」ではないかと思います。これは医薬品扱いなので基本的にドラッグストア入手になり値段もやや高価です。

一方、日本で有名なものは他にもあり、それが近年人気の梅酒です。一般に梅酒は梅をホワイトリカー(無味無臭の焼酎)に漬け込むことで作られるのですが、この時、梅に含まれる健康効果が期待できる成分が焼酎に溶け出してくるので、薬用酒の1つという見方もできると思います。梅酒は自分で作れる他、市販品もスーパーやコンビニなどで簡単に入手できて、値段も安価です。

梅に含まれる健康効果が期待できる成分は色々ありますが、もっともポピュラーなものは酸っぱさの素になるクエン酸という化学物質です。

クエン酸は身体のエネルギー生成を促進します。さらに、鉄やカルシウムなどミネラルの吸収率も高めるので疲労回復効果が期待できます。また、酸っぱさは胃液の分泌を促すので食欲増進効果も期待できます。

梅酒の中にはクエン酸をはじめとする色々な有効成分が溶け出しており、さらにアルコールにより早く作用するのでスピーディーな効果が期待できます。

おすすめの飲み方は次回以降で紹介しようかと思います。













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