見出し画像

さつまいも栽培2024 植えつけ〜収穫まで

仲間とさつまいも栽培を始めて4シーズン目。来年の収穫に繋がるように、メモを残します。


きっかけ

父が週末農業で作っているいくつかの野菜の中で、毎回必ず美味しいのがさつまいも。自分でも育ててもっと食べたい、どうせやるなら仲間と楽しくやりたいと、気の合う仲間と始めたのがきっかけ。

収穫までの流れ

GW前後にホームセンターや苗屋で挿し穂を購入して畑に植える。その後、月に2回程度畑に行き生育状況を見ながら、さつまいもの周りの草むしりを行い、9月末〜10月にかけて芋掘りを行うのがだいたいの流れ。挿し穂の植えつけ後、うまく根付かない苗があれば挿し穂を追加購入して植え直すこともあるが、基本は草むしり以外の作業はしない。

さつまいもの挿し穂。畑の近所の苗屋で購入

植えつけ準備

昨年(3シーズン目)は雨が極端に少なかったのが大きな原因だと思うが、収穫は例年の1/5程度で、取れたお芋も全然美味しくなかった。ということで、今シーズンは気合を入れて、植えつけ一週間前に化成肥料、堆肥、米ぬかを施し、畑を耕した。

父の畑の未使用部分で栽培の準備
精米所からいただいた米ぬか。肥料に混ぜて使う

植えつけ(5月12日)

今年は5月12日に植えつけ。苗屋で紅はるか、紅あずまの挿し穂をそれぞれ50本ずつ購入。品種が違くても、毎回、お芋の味はそれほど違わない気がする。それでも2種植えるのは、もし病気になってもどちらかの種類は生き延びるのではないかという素人考えから。草むしりも真剣にしないので、マルチ(黒いビニール)で雑草防止。子供含めて11人、3時間弱で作業完了。

根を詰めずに楽しく作業
作業完了後はこんな感じ

収穫(9月29日)

収穫は9月29日。秋晴れの中で芋掘りしたいけど、そう上手くタイミングが合わず、今にも雨が降りそうな中で。今年は土の浅いところに大きなお芋がいっぱい育っている。年により、深いところにあったり、横に広がっていたり、これは植えつけ時の土の具合による違いだと思う。お芋を収穫している時の満足感は強烈で、お芋が美味しいからだけでなく、こんな気持ちになるから来年もまた育てようと思う。試しに違う種類も育てようと6本だけ植えた「シルクスイート」は、さつまいもを山分けしているときに、紅はるかと混ざってしまった。食べ比べしたかったのに残念。作業は8人で、約2時間。

どの畝も同じぐらい収穫できた
農家っぽいケースは高いので段ボールで持ち帰る

まとめ

ざっくり80キロぐらい、過去最高の収穫量の8割ぐらい。お盆前後に雨が少なくて味や質の心配があるけど、蒸して食べたら問題ないような感じだった。さつまいもは寝かして熟成させるとでんぷんが糖になり甘さが増すので、いつもベランダで一ヶ月程度熟成させている。
大きなお芋は料理しづらいので、スーパーで売ってるぐらいのサイズで収穫できないか調べてみた。基本的に大きすぎは「贅沢な悩み」ということだが、肥料の量や挿し穂を植える角度や株間など、いくつかのポイントがあるようなので、来年はそこら辺を考えながら楽しくさつまいも栽培をしてみる。11月になったら大きなお芋で干しいもを作る予定。