新宿御苑 吟行散歩
引っ越して以来、念願だった新宿御苑へ散歩に出かけました。新宿は、映画関係者なら毎日のように通り、集う場所。解散も新宿が多い。にもかかわらず、私は新宿御苑に行ったことがなかったのです。
これまで、こういう庭園や大規模な公園には、見向きもしなかった私ですが、撮影で訪れた代々木公園がすごく長閑で気持ちのいい場所だったので、新宿御苑も行ってみたい場所の一つでした。ちなみに、御苑の他に、井の頭公園や皇居周辺も行ってみたいスポットです。六義園や小石川後楽園などの庭園も行ってみたいですね。
季節的には、少しシーズンを逃したか、銀杏や紅葉はかなり散ってしまっている傾向でしたが、それでも約3時間みっちり散歩してきました。この日だけで、9km歩いていました。
全然不勉強だったのですが、御苑に入るには、入園料がかかるんですね。奈良出身の私からすると、何を勿体ぶってるのだ、こちとら国宝でも重要文化財でも、タダで入れるところが多かったぞ、と思う反面、入園料を支払っているからか、客層が非常に穏やかで、皆さんマナーも素晴らしく、冬の風情を満喫できました。
写真とともに、作った俳句を載せていこうと思います。ただ歩いて季節の風情を楽しむのに無我夢中で、なかなか思いつきませんでした。友人と歩いていたのもあって、なかなか吟行散歩というほどではなかったです。
今回は、友人と歩いていたのと、その後すぐに忘年会もあって、なかなかタイムリーに即吟と行かず、こうして記事にする数日後に、記憶を辿って考えるという感覚でした。次行く時は、ゆっくり自分のペースで歩きながら、その場で俳句を考えてみたいなと思いました。
それからどうしても綺麗な写真を撮ろうという意識ばかりが行って、本当は銀杏落葉なんてのは、路面に落ちたイチョウを撮っておくべきなのに、とか、なんでもない枯れた木とか、そういうものを写真にしておらず、記憶を辿るのが難しかったです。やはり吟行するには、メモ帳が必須ですね。
年が明けてもう少し、寒さも厳しくなるでしょうが、めげずに散歩していこうと思います。