秋の月光
秋風が髪を梳く様に
流れ行く
顔に触れる髪が
頰の熱を奪ってしまうんだ
手に持つ刃にあるのは
月が映り込んだ
静寂の夜空だ
金色に輝く刃は
清廉さを
秘めて見える
僕が刃を一振りすれば
禍々しさで
畏怖を振り撒くのが
本来の姿なのに
心鎮める月光だ
秋風が髪を梳く様に
流れ行く
顔に触れる髪が
頰の熱を奪ってしまうんだ
手に持つ刃にあるのは
月が映り込んだ
静寂の夜空だ
金色に輝く刃は
清廉さを
秘めて見える
僕が刃を一振りすれば
禍々しさで
畏怖を振り撒くのが
本来の姿なのに
心鎮める月光だ