学歴と年齢の相関図
学歴なんて関係ないと言うけれど・・・
やっぱり関係はある。
厚生労働省の調査によるところ学歴別賃金は、
男性:大学/院卒が397.7千円、高専/短大卒が311.0千円、高校卒が290.7千円。
女性:大学/院卒が291.5千円、高専/短大卒が254.8千円、高校卒が210.9千円。
厚生労働省:平成 29 年賃金構造基本統計調査の概況
新卒の影響が大きいと思われがちですが、年齢を重ねるたびにその差は広がってくる。ってことは「始めからゴールは決まってるじゃん!」と思ってしまいそうですが、見るべき点はそこじゃないと私は思うんです。
なぜ学歴でそんなに差が開くかの要因はもちろんいくつかあります。
新卒で年功序列的の会社に入ると当然ながら年齢=年収になりやすいので、“いい大学”を出て、“大きい会社”に入ることその可能性は確かに高くなります。が、それだけじゃない。
20代の差なんて大した差じゃないのだから、20代の過ごし方で学歴の差ならどうにかなる。20代で選択肢の幅をどれだけ広げられるかが重要だと思います。色々な転職希望者から相談もらいますが、高卒・専門卒の人は20代のうちに若干の諦めが入ってしまっていることがあると思います。大丈夫、これからの過ごし方でなんとでもなります。と答えています。
・20代は経験。自分自身のビジネススキルの根幹を作る時期。
・30代は開放。20代で培ったスキルで一番わかりやすく貢献する時期。
・40代は拡散。今までの経験スキルを次の世代に繋げる時期。
・50代からはわがままに。自分の思う仕事をわがままにやったらいいと思う。
一日一日だって大切な社会人生活なので、10年区切りで表わせるものではないのは重々承知してますが、大別するならこんな感じかなぁと。
つまり、、、
学歴はやっぱり関係ある。でも20代のうちに追いつき追い越せる。
年収だけでいえば、市場選びの方がよっぽど影響が大きいんですが、またそれは今度書けたらと思います。。。