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上り坂と下り坂(短文エッセイ)

下り坂は登るためにある
と言ってる人がいた。

多分、下り坂は
落ちないように
おもいっきり踏ん張って

踏ん張って

踏ん張って


どの程度下ったか
わからないぐらいの時に
やっと平坦な道に出られる気がする。


踏ん張っても
落ちてしまう人はいるし


そもそも、
上り坂だって大変だし。

いつのまにか登ってたって
言えるぐらい踏ん張ろう。

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