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阿蘇くまもと空港アクセス鉄道と空港ライナーを考える
熊本空港(阿蘇くまもと空港)は日本有数の公共交通アクセスが悪いことで有名な空港であり、お隣の福岡空港の利便性と比較して天と地ほどの差がある。しかも、熊本市自体が全国の政令指定都市でワーストの渋滞発生率を記録しており、交通の改善は熊本県で最も重要視しなければならない政策の一つと言っても過言ではない。
国策として空港に近い菊陽町にTSMC(台湾積体電路製造)が進出したことにより、さらなる渋滞が懸念されていて先日行われた熊本県知事選挙でも交通対策について各候補ともマニフェストの主要公約として掲げ、メディアも候補者へ深掘りして尋ねるなど大きな争点となった。
そこで注目されているのが空港アクセス鉄道だ。蒲島前知事が熊本地震からの創造的復興に関わる大熊本構想を掲げたなかで具体化されてきた。
新大空港構想の策定について
県では、平成28年度に「大空港構想 Next Stage」を策定し、阿蘇くまもと空港を「熊本地震からの創造的復興のシンボル」と位置づけ、空港の活性化を「産業」や「くらし」の分野に波及させるよう様々な施策を推進してきました。
しかし、この構想も費用対効果がどうだ、建設費が高騰して財政負担が大きすぎるなど反対の声も多くなかなか進まなかったが、TSMCの進出により一気に流れが変わり、建設は実質決定事項となって準備が進められている。今回は空港アクセス鉄道と実証実験を続けている空港ライナーについて書きたいと思う。
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