タンクマ休刊でリアルに感じる熊本栄枯盛衰
2020年1月24日。熊本県民のSNSで恐らく最もバズったのがウルトラハウス社が発行する月刊タウン情報「クマモト」が3月号で休刊の話題では無いでしょうか。私も昨日、有限会社ウルトラハウス社から封書が届き書面を見た時は大きな衝撃を受けました。
40年以上の歴史を誇る同紙は長年に渡って熊本県民に親しまれた、ある意味県民にとってバイブル的な雑誌であったと思います。当社も幾度となく取材を頂きとてもお世話になり本当に感謝の気持ちがいっぱいで、歴代の編集長や社員、関係するライター、カメラマンの皆様にはまずはお疲れ様でしたとお伝えしたいと思います。
しかし、ビジネス的な側面で見ると、正直ここ数年は時間の問題だと感じていたのも事実。2016年1月に姉妹紙「mocos」が廃刊になった頃からデジタルメディア、SNSの普及によりローカル紙媒体の厳しさをリアルに感じ始め、その後別の姉妹誌「タンクマ夏号」の単独での発刊がなくなりいよいよかと思っていました。
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