通信ビックデータ行程カードについて

中国では、アプリで行動が管理されています。
以前も書いた『Health Kit(健康宝)』だけではなく、もう一つ『行程卡』というのがあります。
今回は14日以内にどこにいたかというのが確認出来るコードの話です。

時々Health Kitをスキャンした後に、こちらもスキャンを求められるので特定の場面では必要なようです。

難しいことは特にありませんが、必要なものは…
①中国の携帯電話番号
②開通して15日以上の日数

上記2点です。

1.中国の携帯電話番号の登録が済んでから、微信もしくは支付宝のミニプログラムで『行程卡』を開きます。
※初回ログインの際は番号認証が必要です。2回目以上からは添付のこの画面からです。

2.まだ開通して15日以上経っていないときの表示はこのような感じです。
私は中国移動のキャリアを使っているので、10086にCXMYDを送ってみます。

3.こんな感じでメールが返ってきます。
15日待つしか解決方法はありません。

4.15日以上経ったらこんな感じで表示されるようになります。

隔離先の青島と滞在先の北京が表示されてます。

私はホテルや出入境管理局に行った時、その他の場面でもたまにスキャンするように言われました。
その時は微信や支付宝のQRコードスキャンでスキャンすれば、この矢印を表示することが出来ますので、チェック完了です。

ただ、私はSIMが開通して15日経つのが隔離後ちょっとした後だったので、しばらくは提示できませんでした。
特に揉めた(?)のが北京入りした後、割とすぐ管理局に居留証の申請に行った時です。門番スタッフからこの行程カードの提示を求められました。
前述のとおり私はこれを表示させることが出来なかったため、門番スタッフから「进不了 入れません」と言われたのですが、青島の隔離ホテルから貰った「隔離終了証明書(原本)」と「飛行機のチケット(スクショデータ)」を提示することで入れました。
ポイントは「緑矢印が表示できないので入れない。解決方法はない。」と言われても諦めない事です。笑
「青島で隔離を終えて、北京に来てからはずっと北京です!」と主張することで無事は入れました。

個人的に中国という国は、適当なところもありながらも融通の利かない国だと思っていますので、融通の利かないスタッフの場合は難しいこともあるかもしれません。
絶対大丈夫とは言い切れませんが、困ったときには主張をしてみると意外と通ることもある、と参考になると幸いです。

ではまた!

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