中国で働く時に慣れるまでツライこと
私は、中国でどーーしても働きたい!異文化理解カモン!みたいな人ではないので、働くうえでツライポイントがあります。3年目の今も、慣れない。
北京だけなのか、中国全土に該当するのか、はたまた私の周りだけなのか…
ツラいポイント
まず皆、否定・批判から入る
情報共有が少ない
日本人はめんどくさいという前提
どちらにも私は属さない
以上の4本で、私の愚痴を含めてお送りします。
1.まず皆、否定・批判から入る
これをまず最初にいいたい。
なんで皆、まず出来ない理由を述べて、出来ない方向で着地しようとするの?
なんとか出来るように調整して、結果出来ないなら出来ないでいいじゃない。なのに出来る方法をなんで考えようとしない?というのが私(日本人)の言い分。
これがかなーーりしんどい。まずそもそも「やりたくない」うちのスタッフの説得から入る。やりたくないがために、ずっと私の案や考え、行動を否定され続ける。
そして「やりたくないスタッフ」が出してきた「やれない理由」を論破していき、スタッフが私の事をめんどくさくなって、調整するほうが楽かもって思ってくれたら勝ち。(でも、どうせサプライヤーに丸投げなんでしょと思っちゃうけど笑)
私、権力の無いペーペーなので、上からストーンとした指示は落とせない。
2.情報共有が少ない
あの会議の後、こうなりましたよ~っていう共有は日本人の私まで来ない。
主動的に共有は生まれないので、こちらがドンドン聞きに行く必要がある。
これに対しては私の心がけ次第なので、どうにかなる。ちょっと疎外感を感じるだけで。
3.日本人はめんどくさいという前提
真讨厌(まじで嫌い)!很麻烦(ほんとめんどくさい)!
あー、よく聞くフレーズ。
日本人の細かい指摘や方向転換、そのせいでぶん回される私たち。その時に上のフレーズをよく聞く。
日本人て、「持ち帰って検討する」「後でよく考えてみたら」が多いと思う。私も持ち帰ってよくよく考えたくなる。
でもそれを繰り返すと、めんどくさい認定がつきます。そうなるともうなかなか覆せない。
ま、でもこれはしょうがないよね。
4.どちらにも私は属さない
本社から来ている駐在員でもなく、現地の中国人でもなく、ただの日本人の私。中国人スタッフにとっては上司でもないし、部下でもない。でも経験値的にはむしろ新人の私。
いつもどこかで、ちょっとした疎外感がある。
その中で日本人を代表(言い過ぎ)して、指摘したり指示を出すのは、スムーズにいかない。心も折れる。
向こうからしたら「上司じゃないのに指示出すの?」とかそんな感じだと思う。
今は、どちらにも属さないので、ふわっといい感じにやれてます。そこに気持ちがたどり着くまで1年はかかった。笑
この4つは、日々ぶつかるポイント。
時々うまくいくけど、時々うまく行かない。
時々ココロが軽くなるけど、時々重くのしかかる。
でも基本的に、「まーいっか」って思ってるので、立ち直りも早い私でした。
では、また。