中国で働いてみて感じたこと
こんにちは。役に立つ実用的なトピックは書くのに時間がかかるので、まずは自分に関するアウトプットを進めて行きたいと思っています。
まず私は日本にいた時と中国にいる今、全く違う仕事をしています。
なので仕事内容の違いを比べることは出来ませんが、そこで働くうえでの姿勢の違いと言うかカルチャーショックはいくつかあります。
1.スケジューリングが苦手
よく得意先からスケジュール管理をしてください。とご指摘いただくのですが、「いやいやお前んとこもな?」毎回思っています。
日本人って、スケジュールの逆算が得意だと思いませんか?
でもこちらにきて、逆算して動く得意先にあったことは有りません。もちろん、弊社も逆算して動かないので、「今これを決めてください」が多発します。
でも本当のデッドラインに差し掛かった時の中国人の底力はすごく、だいたい解決して間に合います。(出来は様々)
こっちで働き始めたときは、「早め早めに」がモットーで、「前もって」を大事にしていた私ですが、今や忘れつつあります。。。
2.提案に関するロジックが全然違う
これはまだ理解出来ていないのですが、理解したとしても日中歩み寄れないポイントです。
「大きなことを書いててなんかすごそうやってみたい」、と中国人に思わせる中国語の提案書をそのまま翻訳して日本人に持っていくと、「具体的に何やるか分からない」って言われます。
そこを調整していくのが私の仕事なのですが、提案段階ではだいたい具体的に何をやるか決まっていないので、ここの調整で心が折れます。
彼らの言い分は「実施できるか決まってないからまだ具体はない」、私の言い分は「実施したいのなら詳細ではなくとも、だいたいでいいし、とりあえず具体を考えて」それくらいに提案が空っぽのときがあります。
3.働き過ぎ
私は日本で働き方改革を経験してしまいました。
それを経験してしまったがゆえに、中国での働き方が最初の頃は受け入れられませんでした。
業界によって違うと思いますが、休みの日に提出資料を作成したり打ち合わせしたり、夜遅くに今日中に翻訳お願いしますと言われたり。
1.スケジューリングとの関連もあるかもしれませんが、平気で作業が発生しますし、wechatは四六時中鳴り響いて、急に@が飛んできます。
でも中国人社員はバリバリと働いているんですよね…
4.仲間意識、上下関係は結構大事
中国語に敬語はないといいますが、丁寧な言い方が存在します。
その気遣いの一言があるかないか、すっごい大切なのかも。
あと、私のように未経験から飛び入りで入社したような人間は、チームに受け入れてもらうのがとっても大変でした。
でも意見がぶつかったり聞いてくれなかったり、ため息つかれたり、あしらわれたり。
そんなこともありましたが、今は自分のチームが好きです。
あ、あと最近ちょっと思っているのは、自分の上司にお願いするのは、自分から言ってOKですが、チームや部をまたぐ上司に直接私から依頼事項を話すとうまく行きません。
必ずそのチームや部の同クラスの同僚を通して依頼するようにしています。
そうするとスムーズに事を進めることが出来る、そう感じています。
どこの会社もそうなんだろうか?ちょっとこれは今後も経過観察してみます。
ではちょっと長くなりすぎたので、このへんで。