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DQ10ver6のストーリーと黄金のレガシーは比べ物にならないという話

※DQ10,FF14共にネタバレがあります
※FF14の黄金のレガシーに対して批判的な意見となります
※個人の感想です

FF14黄金のレガシーのストーリーの途中で脱落し、DQ10を新規で始めたらストーリーの面白さにどんどんとのめり込んで、仕事以外ほぼ全ての時間をストーリー進行に費やしている者です。
この度、やっとVer7.0まで終わりました!
近々Ve7.2のアップデートがあるようなので、とてもワクワクしています。

さて、私が黄金のレガシーの批判記事(https://note.com/irukachan_iruyo/n/n0dc4fdfe1bd8)を出した頃に、「DQ10のVer6もひどかった」「同じ轍を踏んでる」という意見も見かけました。
なるほどそうなのか、Ver6はどれだけひどいんだろう、Ver5までがめちゃくちゃよかっただけに、どれだけ落胆させてくれるんだろう……と、ある意味期待して臨みました。

……ん?

…………んんん????

ふ、ふつうに、ストーリーが進んでいく……!?!?!

Ver6のヒロイン枠ユーライザが、常に出張って、主人公は後ろで眺めているだけかと思いきや、全くそんなことはなかった……。

Ver6の触りのストーリーをお伝えすると、「急に現れた浮遊都市を見に行くのを手伝ってください!と学者に言われてジャンプして行ったら天使たちに攻撃され、何故か庇ってくれた天使に<貴方は英雄に選ばれたので試練を受けてください>と言われて有無を言わさず試練に参加させられる」といったもので、確かにVer5までのストーリーに比べたら、主人公が巻き込まれる動機は薄いと感じました。まあ、前触れもなくやってきた未開の地のお姫様に「アタシを手伝ってくれよ!」と言われて有無を言わさず王位継承戦に参加させられるよりはマシかな!

試練が始まってからも、試練の地が分かれていて、その土地土地で別の英雄候補と出会い、主に協力しながら試練をクリアしていきます。
そもそも、試練というのが、「アストルティアの地を守る神様になる儀式のために魂の質を上げる」目的で、相手を蹴落とすものではありません。神様は多ければ多い方が良いので、協力が推奨とされます。
その課程で、その土地で初めて出会う英雄のことを知り、英雄にもこちらのことを知ってもらい、絆を深めていきます。
ユーライザはこの試練の間、ほぼ出番はありません。
黄金のレガシーだったら、きっと、この試練を回るのはウクラマトで、主人公は後ろで見ていて、英雄たちはウクラマトのことを「すごい!」「さすがラマチ!」と褒め称えていたんだろうな……と生温い気持ちになります。
最終的に英雄たちはどんどん死んでいきますが、それまでの間で英雄たちの生前の人生の深掘りがあり、どんな想いでこの場にいるのかというのをしっかりと描写してくれています。キャラクターが”生きて”いるんだよなあ。

ユーライザは、言葉遣いが丁寧で、謙虚で、主人公のことが(若干心配になるぐらい)大好きです。ミトラーさんが「執着か……」とぼそっと呟いていたのがとても印象に残る(その割に、比較で出していた言葉は忘れました)ぐらいで、主人公のためにその命を投げ出す覚悟もある子です。
決して、「要職につけてやるぜ」と上から目線で言ってきません。
ユーライザが主人公に対して何故執着しているのかというのも、きちんと描写されています。
アイツはな……「(アタシが王になるために)エオルゼアで一番強いやつ紹介しろよ!」って幼なじみに紹介されたのがヒカセンだったっていうだけの動機だからな……。

ただ、確かに、Ver5までのストーリーがとてもよくまとまっていて、完成度が高すぎたために、今までのファンからすると「ん?」と思うところが多かったのかもしれません。
新キャラが多くアストルティアのキャラの出番がほとんどなく、更にその新キャラもVer内でいなくなってしまうところとか。
剣と魔法のファンタジー世界からいきなりSF感たっぷりの敵になってしまうところとか。
おいおい敵の捕虜を宿屋の二階に置いとくってマジかよ、と細かいツッコミどころもありましたが。
プクラスを救っていたのがハクオウだったという胸アツの伏線回収もあり、個人的にはとても楽しめました。
そして……声を大にして言いたい。

黄金のレガシーとは(シナリオの質が)比べ物になりません!!!!!

主人公がチカラを手にして巨大化するシーンがあるのですが、きっと黄金のレガシーだったらウクラマトが巨大化していた……。

もし、「DQ10も黄金のレガシーみたいなシナリオがあるんでしょ」と忌避している方がいたら(いないとは思いますが)、全くお話にならないので気にせずプレイしてください、と胸を張って進めることができます。

……でもね、私は思うんです。
ウクラマトも、被害者だって。
最新のPLLでウクラマトがNGワードに設定されたり、一切その存在に触れられなかったりしたというのを耳にして悲しい気持ちになりました。
せめて公式は胸を張ってやれよ!!!!!!
みんなが好きになると思って作ったキャラクターなんだろ!!!!!!
そういう公式の姿勢にもガッカリ!!!!!

話はDQ10に戻りますが、私はVer4~Ver5のお話が大好きです。
主人公の出生の秘密、主人公のきょうだいの深掘り……
「はい」「いいえ」しか喋らない主人公なのに、こんなに存在感があるシナリオを書けるチームはすごいなあと改めて思いました。
クォードときょうだいが、まさかあんな深い関わりがあったなんて……。
Ver5も、ヴァレリアさん関連では泣かされました……。
躊躇なく人が死ぬのも良いと思ってます。
以前も書きましたが、FF14の漆黒ストーリーが好きな人は、是非DQ10をプレイしてほしい!!!!!!
没入感半端ないです。

7.1を終えてしまうと、最新に追いついてしまう……ともったいない気持ちにさせてくれます。空いた穴はアスフェルド学園に埋めてもらおう……。

まだまだDQ10には続いていってほしいです!!
ここまでお読み頂いてありがとうございました!!!

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