避妊リングものがたり 〜夫の説得から装着予約まで
貧血対策のためにも避妊リング装着を決意したものの、夫にとっては「よくわからない器具」を妻の体内に装着し6万円の高額支払い(ミレーナという避妊リングを装着する場合の金額)をすることになるため、抵抗感が強いのではないか。
というのが前回までのお話でした。
今回、続きをお話します。
避妊リングの装着を決心した夜のリラックスタイム、「あのね、避妊リングというのがあるんだけど」と勇気を出して夫に声をかけると、夫は開口一番
「ああ、益若つばさが入れたやつ?」
と返してきました。
実はその少し前に、益若つばさちゃんが避妊リングを入れたことを公表して話題になっていたらしく、普段からYahoo!ニュースをくまなくチェックしている夫はニュースを通じて避妊リングの存在を知っていたのです。
夫は絶っっ対に避妊リングのことを知らないだろうと思い込んでいた私、思いきり動揺して
「益若つばさちゃんが入れたかは知らんかったけど・・・え、つばさちゃんも入れたの?私も入れようかと思ってるんだけど」
と、事前にシミュレーションしていたイメージとは全く違う進行で交渉が始まりました。
避妊リングを入れたい理由として貧血対策になるかもしれないことと、前回「避妊リングを入れたきっかけ」の有料部分で書いたようなことを述べました。どちらの理由も、長年私が「どうにかならんのか」と思っていたこと。それを間近で見て知っていた夫は
「ふーん、いいんじゃない」
とあっさり承諾してくれました。あっさりしすぎて逆に私が
「6万もかかるけど、ほんとにいいの?」
と念押ししてしまったほどでした。
なーんだ、なーんだ、難しく考えていたのは私一人で、こんなに簡単に進むこともあるんだ!
勢いのついた私は、近所に避妊リングの装着をお願いできる婦人科があるかを調べ、翌朝には自分が出産した婦人科に電話で問い合わせ、装着の予約を入れたのでした。
避妊リングを装着するのに適したタイミングというのがあるそうで(理由はすみません、忘れました・・・排卵が関係あったかな?)、私のかかった病院からは「生理の後半、出血がおさまった頃がベスト」と言われました。私は生理周期が安定していて29-30日周期で生理が始まるので、電話問い合わせした日から数えて一番近い生理の予定日の後半に、装着予約をしました。
避妊リング装着時、自分が貧血である証明ができれば(貧血の数値があきらかな血液検査の結果など)、避妊リング装着費に保険が適用されるケースもあるそうです。「過多月経」(出血が多い月経)の治療とみなされる、ということです。
私の場合は、すでに鉄剤投与で血液の値は改善され正常範囲であったことから、保険適用はできませんでした。ただ、それでも装着したい思いが強く、6万円を支払って装着しました。
意外と書くことが多くて終われない・・・
続きます。笑