星読み / 蟹座満月 / 2025
1月14日7時27分に蟹座で満月を迎えました。
昨年の大晦日の山羊座新月では、自分の個性を活かして自分自身を生きるために、自分の殻を破り、現実的な視点を持ってきちんと取り組んでいくことの大切さを教えてくれているような星のメッセージでした。
そこから15日経ち、現在の満月が示しているメッセージはどのようなものなのか。
満月図から読み取ってみたいと思います。
今回の満月図では、蟹座の月と火星が合。対相手、対世界を示すディセンダントの近くに位置しています。
この配置は、同じ意志、理想を持つ親しい人との関わり合いの中で、自分の可能性を切り開いていくというテーマを感じさせます。
その親しい人との関わりは、親しいが故、時に意見がぶつかることもあるのかもしれませんが、同じ志、理想を持つ本当の間柄ならば、その関わり合いの中から新たな自分の可能性を見つけていくというものです。
そして、月・火星の180度向かい側には、太陽・冥王星の合。
自分自身を示すアセンダントの近く、12ハウスの終わりに位置しています。
この配置は、水面下で何か大きな力が働いていることを示しているようです。
私たち一国民では知り得ないような、大きな何か。
それは、冥王星の水瓶座入りにあたっての、新たな時代に向けてのポジティブな膿出しのようなものなのかもしれません。
そのような、実際的に何かが起きた、というわけではなくとも、なんとなく時代が変わってきてるという雰囲気を人々が感じ取り、じわじわと個人にも意識の変化が訪れていそうです。
そのような、月ー太陽の180度の軸を、改革の星、天王星がタイトに調停しています。
天王星は、心の根っこ、自分のルーツや基盤を示すICに位置していますので、
自分の中にある譲れない何か、自分がこれまで大切にしてきたもの。そんな、自分の歴史と言えるようなものを大切に守り、新たな自分へアップデートしていこうという意識が人々の中にあるのかもしれません。
この天王星は、
月ー太陽の、冥王星水瓶座時代に沿うような生き方をするために、親しい人と関わり合う中で自己を発見していく、
という今回の満月図のテーマにおいて、キーポイントとなりそうな意識なのではないかと思います。
そのような事柄を背景に、大切にしたら良さそうなことを水星、金星、土星、木星がヒントを与えてくれています。それは、
・個人の能力を向上させること
・周りに合わせるのではなく、自分自身の純粋で自由な個性を重視すること
・これをしたら周りにどう思われるかな?と一見躊躇してしまうようなひらめきも、思い切って採用していくこと
・自分の個性を表現すると同時に、周りに対して排他的になるのではなく、柔軟性を持って人と関わっていくこと
です。
これらの様相が浮かび上がってきた、蟹座の満月です🌕
※今回の蟹座満月のアストロマップでは、月・太陽・火星・冥王星・天王星の複数の星のラインが日本の上で交差し私たちに強い影響を与えています。(画像2枚目)
星の力を有効に活用していきたいですね。