夢を与えるってこと

私は久しぶりに母とディズニーランドに行った。
高校時代、友達と行く時はほとんどショーや花火を見なかったが、今日はゆっくりパレードやショーを見ることにした。

お昼時は日差しも出ていて暖かく過ごしやすかったが、問題は夜🌕
寒すぎる。ヒートテックにタイツ、カイロにネックウォーマー。フル装備なのにも関わらず凍えた。
しかし、19時からのエレクトリカルパレードは見たかったので寒さに耐えながら時間を待った。

19:00
パレードが始まる____
ミッキーの乗ったライドが目の前を通過し、「綺麗だなぁ」と思っているとミッキーが手を振ってくれた。自分の方面を向いていただけだったがなんとなくポケットに手を突っ込んだままは失礼な気がして手を振りかえしてみた。
外に出した手は一気に冷たくなる。

何台かライドを見送った後
ピーターパンのライドが目の前に到着した。そこにはフック船長とピーターパンとウェンディが居る。
呑気に「ピーターパン好きなんだよな〜」と考えていたらふとあることに気付いた。

「え、ピーターパンとウェンディ半袖じゃん。」
しかも前後のライドを確認すると、

「2人だけじゃ無い。プリンセスはほとんど腕が出てる。待って。衣装薄っっっっ!」

そう。ほとんどのキャストさん(?)はどう考えても気温3℃の夜に外に居ていい格好ではない。
彼女達に寒く無いのか質問したら絶対に「フェアリーゴットマザーが寒く無いように私達に魔法をかけてくれたの。だから少しも寒く無いわっ。」と言うんだろう。

いやいやいや、凍死するよ?まじで。
映画の中でもプリンセスが綺麗なドレスを身に纏ってるのは舞踏会だけで、いつもは暖かそうなコートを羽織っていたりするのに、、、

そんなことを考えながら輝かしいライドを見送った。

私は何度かエレクトリカルパレードを見たことがあるが、今までで一番感動した日だった。

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