まつもと

映画と本とお笑いが好き お笑いサークルスタッフ

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最近の記事

変化はするけど変わってない

 最近、高校時代の友達と話す機会が何度かあった。 その中でも群を抜いてつるんでいるのは元部活仲間達。バスケ部に所属していた私達は、毎日ジャージで登校し、メイクもせず、日が暮れるまで走っていた。 気付けば引退から丸々3年。 あの時同じ結果を求めて同じ方向に走っていた私達は全員面白いくらい別々の道を歩いている。 海外にいく人、就活に追われる人、院に進学する人、バスケを続ける人、大学生活を謳歌する人、好きなことに没頭する人、アイドルにハマる人、、、 夏は決まってショートだった髪

    • 20歳の(仮)青春

       昨日合宿免許から帰ってきた。 私は記憶力が良い方ではないし、写真もあまりとっていないからすぐに忘れてしまうであろう2週間の思い出を残しておこうと思う。 マジで私の記憶を綴っているだけなので読まない方がいいかも  初日。 恥ずかしながら、私は新幹線のチケットの買い方も分からなくて駅員さんの言うままに浜松駅までのチケットを買い、品川から新幹線に乗り込んんだ。 今考えれば自由席でよかったが、人の少ない指定席でそわそわしながら到着を待った。新幹線は思っていたより速く、一時間ほどで

      • 寝坊して時間を手に入れた女

         あ、やったわ。  目を開けた瞬間の違和感。恐る恐るスマホを開く。 _____10:04 今日の授業は10:40から。どんなに急いで準備しても間に合わない。 諦めよう。大学3年生ともなると一回の寝坊くらいでは焦らない。 それに、今年度の寝坊はまだ一度目。まあ余裕だろう。 そのままいつも一緒に授業を受けている友達にLINEをする。 「ごめん。寝坊した。休むわ、」 携帯を閉じてすぐ、通知が鳴る。見ると友達から「了解!」と返信が来ていた。 その通知をタップすることなく、朝

        • 少し感傷的な夜

           人生やり直せるならどこからやり直そうかたまに考えるときがある。 あの時あぁすれば良かったと思ったり、あの選択は間違いだったと思うときがある。 それは私だけではなくどんなに幸せそうに見えるあの人だってきっと考えたことくらいあるだろう。 小学生の時に戻って、ピアノではなく水泳を習わせてもらいたい。 中学生の時に戻って、バスケではない他のことに挑戦したい。 高校生の頃に戻って、真面目に勉強しなおしたい。 あの時言ってしまった発言を取り消したい。 小学生の時、仕切りたがり屋で、

        変化はするけど変わってない

          一年生のネタ見せ

           昨日は私の所属するお笑いサークルで新入生のネタ見せがあった。 どのユニットもやる気と緊張と今にも逃げ出したいという気持ちがせめぎあっていて初々しかった。 今年の新入生は人数も多く初回にして7組のユニットがネタをした。 正統派漫才、暴れまわる学生芸人らしいネタ、小道具まで作ったネタ。どのネタも試行錯誤して作ったのがよく見えてとても見ごたえのあるネタ見せだった。 新入生ならではの緊張感が本当にとてもかわいかった。  私は同期のその時代を知らない。  コロナもあり、私は2年生

          一年生のネタ見せ

          結婚おめでとう。

          私の世界一嫌いな人が結婚するらしい。 先日中学の同級生のストーリーで得た情報である。 自分でも驚くほど、素直に喜ばしいことだと感じている。 中学生の頃いがみ合い、成人式でも一言も言葉を交わさず、目も合わせなかった。 私たちはお互いに嫌い合っている。 彼女は私を結婚式に呼ぶことはないだろう。 私が彼女の子供を直接見ることもないのだろう。 でも、それでいい。それがいい。 友人のストーリーに写っていた彼女は、私が記憶している性格の悪い顔ではなく、完全に自立している素敵な女性

          結婚おめでとう。

          将来住みたい街決定

           クリスマス丸の内でハリポタコラボをするとネットで知り、初めて1人で東京駅に降りた。 初めての東京駅。少し背伸びしたコートとあまり履かないブーツを履いてまるで何度も来たことがあるような顔をして改札を通った。  首がもげそうになる高さのビルが立ち並び、時間にもお金にも余裕がありそうなオジサマやおばさまとすれ違う。 街並みがどこか日本らしくなく、違う世界に迷い込んだ気分になった。  私はいつもイヤホンをして歩くのだが、1年ぶりくらいにイヤホンをせずに歩いてみた。静かで上品で、でも

          将来住みたい街決定

          夢を与えるってこと

          私は久しぶりに母とディズニーランドに行った。 高校時代、友達と行く時はほとんどショーや花火を見なかったが、今日はゆっくりパレードやショーを見ることにした。 お昼時は日差しも出ていて暖かく過ごしやすかったが、問題は夜🌕 寒すぎる。ヒートテックにタイツ、カイロにネックウォーマー。フル装備なのにも関わらず凍えた。 しかし、19時からのエレクトリカルパレードは見たかったので寒さに耐えながら時間を待った。 19:00 パレードが始まる____ ミッキーの乗ったライドが目の前を通過し

          夢を与えるってこと

          二十歳

          すっかり寒くなり、20歳を迎えてから約4ヶ月。 20歳ってなんだかもっと特別だと思っていた。 でも、なってしまうと案外それほどでもない。 10歳の時二分の一成人式だねと言われたあの日。 お酒を飲んだら一気に大人になれると信じて疑わなかったあの日の私は10年後の自分がこんな姿だと想像していただろうか。夜中にエナジードリンクを飲みながらこんな文章を書いている。 高校生の頃ですら、20歳になったらメイクやファッションに気を使い、彼氏とデートしているものだと思っていた。 それがど

          きっと誰かは共感してくれる悩み

          私はSNS上でのやり取りが苦手。 文面で相手に気持ちを伝えたり、誠意を見せるのって難しすぎやしないか。通話も然り。 顔の見えない相手にどう接していいのか全くわからない。 中学生時代の仲良くもなかった同級生からの同窓会関係の連絡が来た時には、感謝が伝わるように「🙇‍♀️」を多用、高校時代の同級生からの誘いを断る時には申し訳なさが伝わるように「😓😢💦」を駆使し、大学の授業後にLINEやインスタを交換した後に行われるちょっとしたやりとりで句読点の代わりに使われる「❤😍✨」という

          きっと誰かは共感してくれる悩み