見出し画像

noteを速読するには

「時間は限られているけどいっぱいnote読んでいいの見つけてコメントしたーい!!😭」というあなたへ。

毎月けっこうな量のnoteを読んでコメントをつけたりしている僕が「こんなふうに普段noteを速読している」という方法を書く。


「記事全体を流したあと、もう1回頭から読む」

これだ。

ふつう文章は「最初から順番に読むもの」と思うかもしれない。そうではなく、先に全体に目を通してから、もう1回読み直すという方法だ。

ミステリー小説を楽しむならネタバレは台無し。だけど、量読む目的にはぴったりだ。

具体的に、1周目で見るのは、書き出しの数段落、見出し・画像・太字と、各段落の最初の10文字ぐらい

画像2

これで「だいたいどんなことが書いてあるのか」を把握し、文章量に応じてペース配分を決める。

この程度のざっと読みでも、相当の情報量はある。「これ、いいかも」と思ったら、頭に戻ってじっくり読み返す(この時点で琴線に触れないと2周目に行かない)。一度目にした言葉は、2周目ですいすい入ってくるはずだ。


「目的意識」をもって速読する

 目的しだいで、読み方は変わる。

🧐 たとえば、何かコメント(いわゆる"帯")つきでその記事を紹介するのが目的なら、かなり探索的な読み方になる。

「響いたフレーズを探して引用する」「その人らしい言葉づかいを発見する」「その文章のキーメッセージを理解する」

メモしながら行ったり来たりするような読み方になるだろう。

☕️ たとえば「味わう」ことが目的なら、2周目はことばのひとつひとつを咀嚼するような、かなりスローな読み方になる。

👀 たとえば、

《コンテストの応募作品を50作品ぐらいばーっと読んで良さそうなやつを探す(1次精査)》

《良さそうな書き手の過去の投稿をばーっと読んで、どんなことを書く人なのかざっくり知る》

といった目的なら、とにかく「1周目を数こなす。2周目にいくものはメモしておいてあとで読む」のも有効だ。

🐎

僕はだいぶ前からフォトリーディングという速読法の本を読んでいて(高い研修には行っていないし体系的には身についていない)、エッセンスはそこから来ている。

ポイントは強い目的意識が効くってことと、何回も目を通すことで効果的にインプットするということだ。速読は読み飛ばすテクニックではなく読むべきものをじっくり味わうためのテクニック。他にもいろいろな工夫をしている人がいるだろう。ぜひ、書いて教えて欲しい。


自分自身の読み方を意識した「書く工夫」についても近日まとめたいと思いますー

🍻