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自分の文章が、他人からどう見られているか。
自分の文章が、他人からどう思われているか。その方法を見つけたかもしれない。まあ、薄々気が付いていたけど。
それが、文章を書いたら一晩寝て過ごして、起きたら文章を読むこと。
「1日目の自分」と「2日目の自分」は、他人同士!
「昨日の自分」と「今日の自分」。それは同じ自分のようで、実は違うらしい。
だって、昨日は「すごいよく書けた!」。そんな文章も、今日また読んだら「あれ?なんだことの文章?」と感じられてしまう。
不思議な現象。と同時にショックですね。最初は良いと思っていた文章。それが、1日経ったら魔法が解けてしまったかのよう。とても見られたものじゃない。
放心状態。でも、逆にこれを利用してやれ!と思い立った。それが、「一度寝て、また起きてから読む」という方法。
1日目。
文章を書いた自分。それが寝たら、その時点で「1日目の自分」は消えてなくなる。もう二度と戻って来ることはない。
2日目。
新しい自分の誕生。一晩を寝て過ごしただけですが、新生の自分。「2日目の自分」というまったく新しい自分という存在。それが「1日目の自分」の文章を読む。それは、もはや他人が文章を読んでいるようなもの。
つまり、この方法を使うと、自分1人のカラダだけで2人分の読者目線を得ることができる。
いい文章を書くためには、「寝て・起きて・読む」を繰り返す!?
寝て起きて、一人ツッコミをしながら文章を修正していく。それがいい文章いたどり着くためのやり方かもしれない。
(1日目)文章を書いた。寝る。
(2日目)起床。昨日書いた文章を見直す。修正して書き直す。また寝る。
(3日目)起床。書き直した文章をまた読み返す。そして、また修正する。そして、また寝る。
これを繰り返していけば、文章に磨きがかかって、ブラッシュアップされていく。つまりは、大勢で校正しているようなもの。1日目の自分、2日目の自分、3日目の自分、4日目の自分、みたいな感じで。
寝た分だけ、大勢で文章を校正することができる。1人で文章を書く人にとっては、これほど客観的に自分を見ることができて、また成長することができる方法はないのではないでしょうか。
おわり
以上、カンタンに自分の文章を他人目線でチェックするやり方でした。
これ、とっても有効な方法だと思うんですよ。また、とっても絶望する方法でもあるんですけどね。
「よし!よく書けた!」と思った文章を一晩寝かせて翌日に読み返すと、だいたいの場合で絶望する。そこまでがひとつの流れ。
まるで「夜中に書いたラブレター」を、朝起きて読み返すみたいな感覚。情熱で書いたものを、翌朝それを冷静になって読み返す。そのときの気持ちといったら。絶望感に苛まれること必至。