「考える」について時間別で考える。
「考える」って何だろう。
「考えている人」
「考えていない人」
その2種類に人を分類することができるのか。
「よく考えている人」
そういう人って誉められるイメージ。
でも、
「考えていない人」っているんだろうか。
ボーッとしてても、
人は何かしら考えているものだと思うけど。
ってことで「考える」について、
人の時間の使い方に分けて考えてみる。
人の時間の使い方。
つまり、
インプットしている時間。
何もしていない時間。
アウトプットしている時間。
①インプット中は、考えていない?
インプットしているときは、
「反応」や「閃き(ひらめき)」はあるかもしれない。
でも、考えてはいないと思う。
少なくともぼくの場合はそうかな。
情報がばーっと脳内に流れてく。
それで何か引っかかる情報があれば、
考え始めるのかもしれない。
ただ、そのときは、
一旦インプットを中断しないと考えることに集中できない。
そこで中断しなければ、
何かに閃いたとしてもインプットの流れに頭を持っていかれる。
インプットした情報に反応はするけど、
「反応すること」=「考えている」とは思えない。
②何もしていないときは、情報の整理をしている?
ボーッとする時間。
現代人にとって、
この時間を確保できている人がどれだけいるか分からない。
お風呂に入っている時間。
寝ている時間。
こういうときに、
情報の整理がされているよう。
お風呂に入っているときに、
アイデアをよく思いつくのはこのせいっぽいですね。
そして、そのアイデアを元に思考が広がっていく。
「インプット」も「アウトプット」もしていない。
だから、「考える」しかない。
ただ、そのときの思考の特徴として、
あられもない方向・あさっての方向に向かっていく。
そういう場合が多いと思う。
文字通り、
思考が広がっていく。
形をとどめず、
ぐにゃりぐにゃりと、
思ってもない方向へ。
考えはするけど、
思考はとめどなく流れていく。
なので、早めに書き留めたい。
でも、いざお風呂から上がって、
少し場所を変えただけで、
そのアイデアを忘れてしまう。
そんなことがありますよねえ。
この「何もしていない時間」。
この時間にアイデアを思いつくこと。
それはつまり、
インプットしているだけでは、充分に考えることができていない証拠。
だからこそ、
「何もしない時間」を確保することは重要なのでしょう。
お風呂でスマホを見たりすると、
貴重な「何もしない時間」を自らの手で奪ってしまうことになる。
そんな可能性もありそう。
③アウトプット中は、特定の思考に集中できる。
アウトプットしているとき。
それは何か作業をしているとき。
体が特定の何かに向かって動いている。
そのとき、
その作業から意識を逸らすのは難しい。
つまり、自分が今している作業のことについて考えるしかない。
これは「思考の深化」と言えるかもしれない。
先ほどのお風呂での思考。
あれは思考がどんどん広がっていくイメージだった。
一方で、アウトプットをするときは、
思考を特定の方向に照準を定めることができる。
つまり、
何か特定のことについて狙いを絞って考えたいときは、
そのことについて何かしら体を動かしてアウトプットをする。
そのときに一番よく考えることができるのかもしれませんね。
おわり
ということで、
「考える」について考えてみました。
結論。
インプットで「閃く」。
何もしてないときに「思考が広がる」。
アウトプットで「思考が深まる」。
こんな感じかなあ、
と思いました。
つまり、
インプットを極力減らして、
アウトプットを最大化する。
そうすることが、
「考える」という行為においては効果が期待できそうです。
あとは、お風呂にメモ帳を持っていくとかね。
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