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【気づき】HSPの私が家族と話す上で真に求めていたものは……

ここ半年くらいの間に、何度か家族との関係についての記事を投稿しました。いずれもその時々で感じたことを綴ったもので、改めて読み返してみると現在はまた少し違った意識で接していることに気づきます。

そこで今回は、HSP気質の私が感じる「家族との会話」をメインに綴っていこうと思います。

○自分を客観視できるようになった結果……

最近読んだ本の影響か、会話する上で、自分が普段何気なくしている行動や思考について観察できるようになりました。その結果、いろいろなことが見えてきました。

1.思っていた以上に、家族と目を合わせられないことを発見!
2.思っていた以上に、会話できていないことを発見!
3.自分の意見や考えがあっても言えないことを再発見!


……はい、一つずつ分析してみましょう。

一番目についてですが、これは子どもの頃から変わらない癖みたいなもので以前から自覚はありました。しかし「あ、目を見てないな」と気づき「目を見なければ」と思ってすると、なんとなくぎこちない(と感じる)。で、目を合わせて何秒かは話すんだけど、耐えきれなくなって逸らしちゃう……。家族でもそんな感じです。

子どもと会話するときは割に目を見て話せる気もするのですが、大人はダメですね……。なぜかと言えば、

「自然体で接していないから」

無意識ではありますが、話している最中はたぶん緊張してるんですよね。いまだ、子どもの頃からの癖を引きずっていて、

「これを言ったら嫌われるんじゃないか」
「こんなことを言えば変な人と思われるんじゃないか」
「受け容れてもらえないんじゃないか」

と思ってしまう。まさに上記の三番目「家族に対しても意見が言えない」のが理由です。

たぶんそれは思い込みだし、本音の本音を言っても驚かれるだけで済むんだろうとも思います。だけど、どうしてもブレーキを踏んでしまう。身体が「傷つく!」と判断してしまうのです。

加えて、相手の投げかけに対して「当たり障りのない応答しかしていない、あるいは反射的に言葉を発しているだけだ」ということにも気づいてしまいました(二番目の発見)。

この「会話ができない」問題の起源はやはり子ども時代にあって、とにかく周りの言うことに「うんうん、そうだよね」と言っていれば居場所が確保できた経験に基づいていることはわかっています。

○私は「リアクションマシーン」ではない

家族は私が、自分たちの話を「いつでも」聞いてくれて「いつでも」受け答えしてくれて「いつでも」決まった時間に食事を提供してくれる存在だ、と信じて疑わないように見えます。

しかしこちらも人間です。気分や体調の波はあるし、HSPにありがちな、いろいろなことに気づきすぎて疲れてしまうこともある。だけど家族はそれが分からないというか、気づかないらしい(ちなみに私は家族の不調をなんとなく察することが出来てしまう……)。

家族の関心事の大半は「ディスプレイの向こうに広がる無限の情報」を手に入れ「披露」すること。

もちろん話しかけられれば聞きますし、聞くのは比較的得意ではあるのですが、家族には、一通り話し終えたら「次はそちらの話を聞くよ」という態度を示すなり言葉なりをかけて欲しいと思うのは、私のワガママでしょうか? 私のほうからもっと「聞いて聞いて!」と言うべきなのでしょうか? 自分の考えや出来事をちゃんと聞いてもらった経験がない私には、そもそも話しかけていいタイミングというのが分かりません……。

もっというと、先に上げたことはそれ以前に「会話」なのか? と言う疑問もあります。ただ自分の知識や起きた出来事を「披露ないし報告する」というのは一方向であり、「ふーん、そうなんだ」しか言いようがない。適当な反応がほしいだけなら、AI機能搭載の何かにでも呟いておくれよ、と言いたいのが本音です。


○私が求めていたのは「情報交換」ではなく「意見交換」だった! 

(;゚〇゚)つ)!

ここまで綴ってきて、上記のことに気づいてしまいました!
つまりはこういうことです。

家族(相手)は、はじめからこちらの「意見」を聞く気がない。
(必要な「情報」さえ手に入れば、あるいは言えればよい)

一方の私は相手に対して、
「○○はどう思う?
(あなたの意見を聞かせて)
という姿勢で話す。

だからお互いに「わかり合えない感」が出ていたのです。

はじめから、聞く態度、話す態度にずれがあったと考えれば、「話す」ことに温度差が生じるのは当然のこと。なるほど、私が世間話や雑談が苦手な理由もこれで説明がつきます。

「意見交換する」というのは自分の考えを伝え、相手の意見に対して考える、ということですから頭を使います。しかし脳は「省エネしたい」臓器だと言われていますから、家族をはじめ多くの人は、普段はできるだけ思考しないで済むようなおしゃべりがしたいと考えるのは自然なことだと思われますが……。私は少数派と言うことなんでしょうかね……?

まぁ、家族間で毎日「意見交換」もどうなのよ? って話ですが、言いたいことが言えないよりは、情報の披露であっても言えるだけマシなんでしょうか? この辺りはまた検証していきたいと思います。


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いろうた@「今、ここを生きる」を描く小説家
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