【短編小説】魂の声に耳を傾けて―「さくら、舞う」番外編②―
番外編①のお話
<ユージン>
智さんがいなくなってからしばらくの間セナは黙り込んでいた。二人で出かけると聞いてからこうなることは予想できたが、実際その通りになると氣の毒で仕方がなかった。何しろ、目の前で起きていることはそのままオレにも当てはまるからだ。
(兄妹そろって年上に恋してしまうなんてな……。)
しかし、年齢差を乗り越えてでも思いを成就させたいと思わせる魅力が彼らにはある。不思議な出来事から若くなってしまった見た目ももちろん惹かれる要因の一つではあるが、歌や楽器の演奏のうまさに加え、何よりもぶれない信念が格好いい。同じバンドのメンバーとして活動し始めてから、オレもセナも一層彼らにのめり込んでいる。
きょうだいでただ一人、恋物語に参加していない弟のリオンが沈黙する双子の姉に声をかける。
「セナ。今の氣持ちを歌にしてみたら? 歌に乗せればもしかしたら兄さんにも届くかもしれない。兄さんたちの好きな歌の力ってやつ」
「歌の力……」
ここでようやくセナが反応した。
「でも……。今のアタシはものすごく傷ついてる。いま、歌詞を書いたら思いを伝えるどころか嘆きの歌になっちゃう……」
あまりにも落ち込む姿を見て思わず慰めの言葉が口をついて出る。
「簡単に諦めるなよ、セナ。当の智さんが言ってたぜ? 自分の氣持ちに蓋をしちゃだめだって……。嘆きたいなら嘆けばいいじゃん。愛を伝えたくなったらそうすりゃいいじゃん。オレがセナならきっとそうする」
それを聞いてか、セナはハッと顔を上げた。
「そういえばお兄ちゃんもレイさまを振り向かせるために一曲作るんだったよね?」
「ああ……」
半分ダメ元で、オレの作った曲が氣に入ったら交際してほしいと申し出たら、なんと麗華さんからオーケーをもらってしまった。あのときはお互いに酔っていたからどこまで本氣か分からないが、オレはマジで一曲作るつもりでいる。
「……っていってもまだ何も浮かんではいないけど」
「それならさ、一緒に作るのはどう?」
「え? セナと?」
「うん。今までだってそうしてきたじゃない。だったら今度もやろうよ。今の氣持ちをダイレクトに歌にしたら絶対、心に響くって」
セナの顔に明るさが戻った。それはいい。しかし、オレはその提案を素直に受け取ることができなかった。なぜなら、オレの想いは麗華さんだけに伝えたいからだ。そう、歌はオレからのラブレターなのである。
思いが顔に出ていたのだろう。リオンに突っ込まれる。
「兄ちゃんの顔を見る限り、セナの提案はお断りって感じだな。でも、セナには兄ちゃんの力が必要なんだよ。だから一緒にやろうっていってる……。双子だからわかるんだ、セナの氣持ちが」
「分かるならおまえが協力してやれよ」
「いやいや、おれじゃ駄目だ。セナは、年上を愛してしまった者同士で氣持ちを分かち合いたいんだよ、たぶん」
なんで妹と、片思いしている今の氣持ちを分かち合わなきゃいけない……? 不満に思ったが、セナが目を潤ませたので突き放せなくなる。
「わかった、わかった……。んじゃ、今から曲を作ろう。うまく出来るかわかんないけど、とりあえず話し合おう」
「ありがとう。やっぱ頼りになるのはリオンじゃなくてお兄ちゃんだね」
そう言ってセナはオレに寄り添った。
「おい、せっかく氣持ちを代弁してやったのに、そんな言い方はないだろう?」
「なら、リオンも少しは協力してよ」
「そうだなぁ。それじゃ、編曲ぐらいは手伝うよ。生憎とおれは二人みたいに年上に恋はしてないんでね」
そういったリオンはこの状況を楽しんでいるように見えた。
<セナ>
兄さまは最後まで優しかった。アタシと手まで繋いでくれた……。ずっと一緒にいたいという言葉には応えてもらえなかったけど、兄さまの歌声と手のぬくもりはしっかりとこの体に刻み込むことができた。
アタシなりに頑張った、と思う。もし勇氣を出して「もう少し一緒にいたい」と告げていなかったら多分、レイさまを好いている兄さまに手を繋いでもらうことも、ここへ連れてきてもらうこともなかった。
*
お兄ちゃんを自室に招き入れ、二人きりになったところで今の氣持ちを正直に吐露した。お兄ちゃんは、悩みともぼやきとも言えないような話を聞いても笑わず、むしろ何度もうなずきながら聞いてくれた。
「智さんにそこまで行動させたのか……。じゃあもしかしたら本当に、歌の力で心を動かせるかもしれないな……」
「ほんとにそう思う?」
「ああ、本当さ。思うだけじゃ伝わらないってことはオレも十分理解してる。セナも見てただろう? あんときゃ恥ずかしかったけど、みんなの前で麗華さんに告白したからこそ、次につながる返事をもらえたんだとオレは思う」
お兄ちゃんの言葉には説得力があった。なにしろ恋人のいるレイさまが、歌のでき次第ではお兄ちゃんと付き合っていいと答えたのをこの耳で聞いているからだ。
「そっか……。お兄ちゃんも勇氣を出したら思いがけない結果が出たわけか。ならやっぱり、真心を込めて歌えばもしかしたら……」
「可能性はあるよ。……いや、あると信じたいな、オレは」
お兄ちゃんのまっすぐな目を見ていたら、音楽の道に進みたいと告げられたときのことを思い出した。アタシとリオンはまだ中学生だったが、親の反対にあっても自分のやりたいことをして生きていきたい、そのためには二人の力が必要だと熱弁され、悩んだ末に高卒後、ブラックボックスという名のバンドを結成したのだった。
自信を持ってミュージシャンを名乗れるのはやはり、お兄ちゃんが先導してくれているおかげ。見た目からは想像も出来ない情熱を持つお兄ちゃんが頼もしい。
(ああ……。似てるんだ、兄さまは。だからきっと惹かれるんだ……。)
妹のアタシは、頼れる「兄」を無意識のうちに求めている。甘えん坊な部分を許してくれる人を……。
だけど……。兄さまはそれではダメだと、アタシのためにはならないと考えている。頼ろうとするアタシを甘やかしてはいけないと、突き放してでも成長を促そうとしている。
――もし僕を振り向かせたいならレイちゃんを超えてみて欲しい。歌のレベルを上げる努力をして欲しい。
兄さまの最後の言葉がそれを物語っている。そうだ、アタシは今の甘えん坊さんを卒業しなければいけない。もっと、自立しなくちゃいけない。
覚悟を決めた途端にメロディーが降りてくる。慌ててペンを握り、紙に書き留める。
「おっ、目の色が変わったな。それでこそセナだ」
「お兄ちゃんが自分の作った曲でレイさまを振り向かせるなら、アタシも自分の歌声で兄さまを振り向かせる。そのためのメロディーが今、浮かんできたの」
「そうか……。うん、オレもなんか歌詞が浮かんできた」
アタシの手元をのぞき込んだお兄ちゃんもペンを走らせる。横目でちらりと書いた文字を見るとそこにはこう書いてあった。
(二人のハーモニー……。)
それはアタシと共作することを意味しているのか、はたまたレイさまと歌うことをイメージしているのか……。
続く文章ものぞき見る。
(二つの音を重ねて奏でよう、最高のハーモニー……か。なるほど……。)
その歌詞に合わせるように頭の中でメロディーが鳴り響いた。アタシはいても立ってもいられずに部屋にある電子鍵盤を鳴らす。
「ねえ、サビの部分はこんな感じでどう?」
「うん、悪くない。……っていうか、今日のセナは一味違う氣がする。そのメロディー、氣に入ったよ。その調子でどんどん作ってくれ。それに合わせて歌詞を書くから」
「オッケー!」
そこへ、タイミングを見計らったようにリオンが入室する。
「曲作りが始まったみたいだな。悩み相談が済んだならおれも参加させてもらおうかな」
「えー? 関心なさそうだったのに」
「それはさっきまでの話。電子鍵盤の音が聞こえてきたらおれも弾きたくなっちゃった。何しろ、ブラックボックスで電子鍵盤担当はおれだからな」
リオンのピアノの技巧は正直、同じ期間弾き続けてきたアタシよりも上だ。悔しいけれどセンスが違う。そこに引け目を感じていたから、これまではかなりリオンを当てにしてきた。だけど……。
「リオンの音楽センスはアタシも認めるところだけど、今度ばかりはお兄ちゃんと二人だけで曲作りさせて。リオンを頼ってばかりいたらアタシたち、成長できない」
意外だったのか、リオンは目を丸くしてアタシたちを交互に見つめた。
「なあるほど。そのくらい本氣って訳か。わかった。それじゃあおれは、おとなしく見守ることにするよ。だけど、あんまりにも氣になるところがあったときは指摘する。それでいい?」
「うん。いいよ」
「……一人だけ蚊帳の外ってのも面白くないんだけどなぁ」
「なら、リオンも恋をすることだな」
「うん、うん!」
お兄ちゃんの言葉を聞いてうなずいた。
「恋、ねぇ……。こればっかりはタイミングだからなぁ……」
リオンはやはり面白くなさそうにつぶやくと「ちょっくら、コンビニ行ってくるわ。酒買ってくる」と言って部屋を出て行ってしまった。
<リオン>
六人で新バンドを組みたいと兄貴が提案したときはワクワクした。だがいざ蓋を開けてみれば、兄貴も妹も恋愛にうつつを抜かしている。年長者たちが少し距離を置いていることだけが救いだが、部外者のおれとしては面白くない。
(こんなことになると分かっていたら、あのままメジャーの世界にいればよかったかな……。)
話せば長くなるが、おれはメジャーの音楽事務所にスカウトされたことがある。一応実力を買われてのことだったが、仲間割れを誘発するために利用されたと後に知り、その話はなくなった。おかげで今もきょうだい三人で仲良く暮らせてる。それについてはありがたいことだと思っているが、おれが三人でいることにこだわっているのは、ひとえに音楽作りのため。さっき、兄貴と一緒に曲作りがしたいと言ったセナの、真の思いを代弁してやったのもそれが理由だ。なのに、ハブられた氣分。イヤな感じだ。
*
最寄りのコンビニに行こうと思っていたのに、あれこれ考えながら自転車を漕いでいたらいつの間にか駅前まで来ていた。
「まぁ、いっか……」
別に行き先など、どこでもよかった。とにかく息苦しい部屋から脱出したかっただけなのだから。
「あれっ……?」
自転車を停めようとうろうろしていたら、路上に座り込む見慣れた人影が見えた。
「智篤兄さん? 帰ったんじゃなかったの?」
セナを送り届けてくれた彼が部屋を去ってから数十分は経過している。ギターも持っていないから、弾き語りしてたってわけでもないだろうに。
兄さんはおれに氣付くと立ち上がって「よぉ」と声を発した。
「こんな時間だってのに、電気系統のトラブルだってよ。参るよなぁ。で、ホームにいてもやることないからここにいた」
「ぷっ……。ここだって大して変わらないじゃん」
「いいや、違うね。僕は駅に出入りする人を観察するのが好きなんだ。だから、ここの方がいい」
「ふぅん……」
「そういうお前はどうした? まさか僕がちゃんと帰宅したかどうか見に来たわけじゃあないだろ?」
「……ちょっと酒を買いに来ただけだよ」
コンビニを指さすが、不審がられる。
「駅前までわざわざ?」
「…………」
「お前の氣持ちを当てて見せようか。恋愛話に参加できず部屋を出てきた。違うか?」
「…………」
ズバリ言い当てられて言葉が出なかった。
「やっぱりな……。だけど、その氣持ちはよく分かるよ。本音を言えば僕だって、同居人の拓海とレイちゃんが今頃イチャイチャしているかもしれないと想像したら、とてもじゃないけどまっすぐ帰る氣にはなれない。もしかしたらその思いがこのトラブルを呼んだのかもしれないけどね……」
兄さんが今、思いを寄せているのは昔からの仲間である麗華姉さん。だけど姉さんが好きなのは同じく仲間の拓海兄さん。二人はおれたちの前では恋人らしい振る舞いを一切しないが、本当に二人きりの場所では愛をささやき合っているに違いない。
「……そんな状況下でよく一緒に暮らせるなぁ。おれなら発狂してるよ」
「今のは僕の想像だ。本当にそんな場面を目撃してしまったら僕は家を出てくだろうけど、実際はどうかな……」
その言い方を聞く限り、口で言うほどは危惧していないようだ。
「……どんだけ信頼してんだよ、二人のことを」
「そうだなぁ……。麗華を頼むと言われたにもかかわらず、恨んでいたはずのレイちゃんと協力して、死にかけてた拓海を三途の川から引き返させるくらいには」
(そんな固い絆で結ばれている三人の間に、兄ちゃんとセナが割って入るなんて無理だろ……。)
聞かなければよかった。我がきょうだいのやろうとしていることは、あまりにも無謀だ。
「なら、なんでセナの誘いに乗ったりしたんだよ? その氣がないなら最初から断っちまえばいいものを……」
妙に腹が立ったので言ってやると、兄さんの顔から笑みが消えた。
「……僕だって人間だ。自分の氣持ちに嘘をつきたくはないが、頬を真っ赤に染めて二人で出かけたいと言われてみろ。泣きそうな顔でもう少し一緒にいたいと言われてみろ。それでもお前は断れる自信があるか? 昔ならともかく、いまの僕にそんなことは出来なかった」
「…………」
「……体が二つあったらいいのに、と思うよ。一つの体はミュージシャンとしての高みを目指し、もう一つの体では恋愛を楽しむんだ……。まぁ、今の人生で両方かなえるのは難しそうだから、恋愛は次の人生に持ち越し、かな」
芯が通っているように見えた兄さんも迷いながら生きていることを知る。
「次の人生っていうけど、まさか魂の存在を信じてるの? 死んだら何もかもおしまいだとおれは思ってるんだけど」
半分笑って返したのに、兄さんは真面目な顔で答える。
「魂は存在するよ。そしておそらく一つ一つの人生で経験したことは引き継がれる。……僕は確かに感じたんだ、拓海の魂を。心に直接語りかけられた拓海の声も聞いた。そしてその拓海に歌を、想いを届けて死の淵から連れ戻すことに成功してる。だから、肉体が滅びたらすべてが無になるという考え方はしない。お前には分からないと思うけど、僕はそう思ってる」
「……次の人生があると信じてるから、やりたいことのどれかが叶わなくても執着しないってこと?」
「そういうことだな」
「……おれには分からないな」
「それでいいと思うよ。お前はまだ若いんだから、こういうことはこれから少しずつ知っていけばいい」
落ち着き払った兄さんが格好良く見えた。大人の魅力というやつがおれにも少しだけ分かった氣がした。
「……ミュージシャンの兄さんが目指そうとしている理想の世界は、この人生で実現できそう?」
おれの難しい問いかけに兄さんは少し考え込んだが、「そうだなぁ……」と前置きしてから話し始める。
「今はまだアーティストが生きやすい世界だとは言えない。音楽も、絵も、文章も、全身で感じようとすればその素晴らしさが分かる。それこそ魂レベルで。だけど、頭で理解しようとする人間が今はあまりにも多すぎる。そしてそういう人間がこの世界を作っている。僕はそれをなんとか変えていきたい。それがこの人生で成し遂げたいことだ」
「魂レベル?」
「そうさ。なぜだか分からないが感動する、涙があふれる、そういう体の反応は魂が震えてる証拠。幽霊みたいなものが魂だと思ってるかもしれないけど、それだけじゃないんだぜ?」
兄さんの言う体の反応ならおれにも分かる。あえて言葉にしたことはなかったから氣がつかなかったが、そうか。それじゃあおれにも魂ってやつは存在するのか……。
兄さんは続ける。
「それ故に葛藤もするんだけどな。さっきの話に戻るけど、僕がセナと手を繋いでしまったのは、セナがかわいそうだと思う頭がそうさせたからだ。言い訳じみて聞こえるかもしれないけど、そうなんだ。でも、ミュージシャンとして生きたい魂の方は彼女の成長を促そうとした。それが事実」
「……誰がどう聞いても言い訳だな。でも、おれもミュージシャンだから兄さんの言いたいことはなんとなく分かる。感覚的に、だけど」
「いや、その感覚が大事だ。分かってもらえて嬉しいよ。……さて。ようやく電車が到着するみたいだ。そろそろ行かないと」
ホーム上のアナウンスがここまで聞こえ、周囲にいた幾人かが改札に駆けていく。兄さんもスマホを取り出して交通ICアプリを起動した。
「今ここで話したことは僕とリオンだけの秘密にして欲しい。特にセナには知られたくない話だから」
「もちろん、黙っとくよ。兄さんに会ったことも他言しない」
「サンキュー。それじゃ、今日はこれで」
兄さんは軽く手を上げて挨拶すると急ぎ足で改札を抜け、ホームに向かった。
おれの方は当初の目的を果たすべくコンビニに足を向けたが、酒を飲む氣はすでに失せていた。アリバイ作りのためだけに酒を買って帰るのも馬鹿馬鹿しく思えてきた。
「まぁ、いっか。夜のサイクリングをしてきたってことにすれば」
兄さんが言っていたじゃないか。人間である以上、心が揺れ動くことはあると。普段は有言実行のおれが手ぶらで帰ったらきっとビックリされるだろうが仕方がない。
ほんの三十分くらい前までは馬鹿にしていたはずなのに、いまは兄貴とセナの氣持ちが分かる。なるほど、確かに彼らの独特の感性には惹かれるものがある。
明日以降は兄さんたちとの接し方も変わりそうだ。音楽作りにも影響が出るかもしれない。もちろん、いい意味で……。
モヤモヤが晴れたおれは、いい氣分のまま自転車を漕ぎ出した。澄んだ空氣の夜空に流れ星が一つ流れるのが見えた。
※見出し画像は、生成AIで作成したものを加工して使用しています。
※※これまで夫PCを間借りして生成していたAIイラストを自前のPCで生成できるようになりました! これで、よりイメージ通りの見出し画像をお届けできるはず……! こちらも是非楽しみにご覧ください!
💕上記のキャラクターは、現在連載中の「さくら、舞う」(#1~#4)、「愛の歌を君に2」でも登場します。氣になった方はそちらもお読みください。その他、これまで書いた完結小説含むあらすじが読みたいという方にはこちらのまとめ記事がオススメです💕
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