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図書館のバックヤードツアーに参加したら、ますます図書館に通いたくなる

月一で行われている、バックヤードツアー。

この度、たまたま本の返却週と重なったため、思い切って参加してみることにしました。

というのも、子供が参加したいって言ったから。普段は、どこか行きたいなんて言わない子供なので、これはいいチャンス! しかも、予約不要、参加費不要!

岡山県立図書館は図書館利用率が日本一!

ご存じの方もいると思いますが、図書館の利用率が14年連続で一位なのがこの、岡山県立図書館。(蔵書数は全国6位だそうです)今年で15周年を迎えるという、比較的新しい図書館です。

蔵書数が多いので探したい本があるときは基本的に検索します。検索をかけると、かなりの確率で「書庫」に本があると表示され、受付に申し出て取り出してもらうことがおおいことは、少し不満でした。しかし今回、ツアーに参加して謎が解けました。

本棚に並んでいて手に取れる本は、新しいものが多く、約40万冊ほどが閲覧可能。しかし図書館の蔵書数は140万冊以上(平成31年3月末現在)。残りの本はどこにあるかというと、バックヤードに収納されています。


自動書庫

こちらは自動書庫。今回一番の目玉、だったと思いますが一人で大興奮でした。

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全体像を写せないほどの巨大なシステム。普段は職員の方も入らない場所に入ることができ、貴重な体験。ここに保管されている本を読みたい人がいたら、コンピュータが本の入ったかごを丸ごと取り出し、1階の貸し出しカウンターの裏側へ送ります。そのかごの中から、職員が目当ての一冊を取り出して貸し出すという流れです。

さすがに、この中から目当ての一冊を機械がつまみ出してくれるところまではいかないようです(そんなシステムを導入するにはかなりの資金が必要だそうで)。


固定書庫

同じ階には、「利用頻度の少ない本の部屋」とでもいえばいいでしょうか。とにかくそこにもぎっしり本が詰まっていました。

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密着書庫

またもう一か所、こちらも初めてみたのですが、密着書庫という、本を置くスペースを限りなく確保するための本棚がありました。

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ボタンを押すと、必要な本が置いてある本棚の間に通路ができます。通路をなくす分、通常の倍の本を収納できるということでした。


気軽に借りられることのありがたさ

現在は年間4万冊ほどの本を購入していて、あと数年分の保管スペースがあるそうです。雑誌も含め、まだ破棄している本はないとのことですから驚きです。

職員は約70人。アルバイトの方もいるそうですが、検索したり予約したりしただけで気軽に借りられるのは、こうした方々が忙しく館内を走り回っているおかげだと感謝するばかりです。

借りるようになったのはごく最近のことですが、県民であるからには、こんなに素晴らしい施設を利用しない手はないでしょう。

本を読むことで知識も増えますし、読書の習慣を子供のうちから身に着けられたらやっぱりいいんじゃないかなと思います。

(ちなみに、子供が借りて読んでいる本っていうのは、仮面ライダーとかプリキュアとかだったりするんですけど、そこはまぁご愛嬌…。そういう本も置いてあるから、ここの図書館はすごい!)


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