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敏感な親子のゆっくり生活#11  子供の本領が発揮される時

本日は、母親が動けないときこそ、日頃の子どもとの関わり方が試されると感じた出来事を書いていきます。


実はこの2日間、腹痛で動けない日々を過ごしていました。(おそらくは、刺し身の生エビが原因かと思われますが、昨日ようやく病院で薬をもらい、現在は落ち着いています。)


当日の食材は買ってあったのですが、微熱と頭痛、食用不振に倦怠感と、とても家事をこなす体調ではありませんでした。

帰宅した子供に事情を話すと、

「なら、僕が作るよ!」

と即答。

家族で持ち回りで献立を考えていて、その日は牛丼の日。もちろん、長男(小3)は作ったことがありません。

それでも、入れる具材と調味料を指示したら、なんとも美味しそうな匂いの(私は食べられませんでしたが)牛丼が完成。

味噌汁の味付けもバッチリで、こっちだけは私も味見できました。胃に染み渡る美味しーい味付けでした。

翌日も、早帰りしてくれた主人と分担して、炊飯と味噌汁づくりを引き受けてくれたので、いつもどおりの時間に夕食をとることができたのでした。


このとき、私は一言も、「晩御飯を作ってほしい」と頼んでいません。それでも、こんなふうに動いてくれるのは、

1 日頃から本人が料理をしていること
2 料理の様子を見ていること
3 どんな調味料を使っているか知っていること(教えていること)


が下地にあったからだと思います。

自分たちが食べているご飯が、どんな材料、どんな食材でできているかが分かっているから、いざ、自分で作ろうとなった時でも、すぐに台所に立てるのです。

下の子も料理はまだ難しくても、「寝てていいよ。お水持っていってあげるね」も彼女なりに優しくしてくれました。


普段から「ママっ子」の子どもたちだし、HSCで気が利く気質というのもあると思いますが、子供だってちゃんとママのサポートが出来るのだと実感した出来事でした。

子供も家族の一員として役立ちたいと思っています。

頑張り屋のHSPママさんも、病気でなくとも時々家事を子供に任せてみるのはどうでしょうか。美味しくできたら子供の自信にもなリますよ(^^)


※この時期の食中毒にはくれぐれも気をつけてください(泣)


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いろうた@「今、ここを生きる」を描く小説家
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