徹底的にパクる
カンニングをしたことがあるマキノタイチです。
(子どもたちには聞かせたくないなー(笑))
あなたはカンニングをしたことありますか?
私はあるんですね!
高校生の頃、定期試験の時、前席の友だちの背中を突っついて、ちょろっと答案を見せてもらったことがあります。
もちろん、しょっちゅうではありませんが、やっちまいました。
ところで、人生やビジネスで「カンニング」して良い点取るって、ズルいことなのでしょうか?
たとえば、試験の時にみんなで考えあって、知っていることを教え合ったら、みんないい点とれますよね。
みんなで力を合わせたら・・・
みんな100点!
めでたし、めでたし。
こんなことを言うと
「そんなの意味ない!」
「そんなこと馬鹿げている!」
「不平等だ!」
という声が聞こえてきそうです。
聞こえてきそうなんですが、よーく考えてみると・・・
・人生という試験
・ビジネスという試験
・人間関係という試験
においては、出来ている人や、成功している人や、上手くいってる人をカンニングしていませんか?
「あの人は○○をしたら成功した、じゃあ自分もマネしてみるか」
「繁盛してる店を覗いてこよう」
「多くの人に好かれる人を観察しよう」
こう考えると、みんなフツーにカンニングしているような気がしますが、だからといって、それを咎める人はいないですよね。
私には、全国にビジネスのお弟子さんがいましたが、商売で上手くいったことなどを教え合って、それぞれが結果を出してきました。
みんな本気で教え合うので、感謝&尊敬しあっています。
合言葉はTTPです。
T (徹底)
T (的に)
P (パクれ)
ズルく感じますか?
感じられたとしても、誰かがセミナーをやるとか言うと、ホントに無償で協力してくれて、宣伝まで手伝っちゃう、そんな仲間たちなんです。
● だれも苦手なことがある
● だったらそれができる人に聴く
● 感謝したら自分の得意なことでお返しをする。
そんな関係の仲間なのです。
困ったときに教え合える仲間がいるっていうのは、とっても勇気づけられることです。
確かに、学校じゃカンニングは罪。
でも、知ってる人が知らない人に教え、出来る人がやってあげればいいって考えは、果たして罪でしょうか?
特に、商売で上手くいくコツって「聴く」「教える」「頼む」「やってあげる」たったそれだけなんだと思います。
一番いけないのは、出来ない人に「それじゃダメだ、自分でもっとがんばれ!」とか言うことじゃないかと思うんですね、私は。
人には得手不得手があり、いくらがんばったって、出来ないものは、なかなか出来ないんじゃないでしょうか。
実際、私がそうなんです。
事務作業が苦手で嫌いで、まったくやる気が起きないし、やっても遅いしミスが多い。
私には、出来ないことはいっぱいありますが、出来ることもあります。
それでいいと感じています。
なんでもかんでも「しっかりしろ」「ちゃんとしろ」って言われてもですね・・・
人は、うっかりしてる人は多いけど、本当にしっかりしている人って、あまり見かけないですから(笑)
で、そんな凡人の集まりでも、全力で協力しあったら、なんとかなるんだって本気で私は思ってるんです。
だから「力の合わせっこ」が一番いい!
これって素晴らしい姿だし、知ってること出来ることで、みんなが協力し教え合う。
それでみんなが100点満点。
一番いけないのは「いじめ」で、いじめは何の役にも立たないし、何の生産性もないし、お互いにマイナスになるだけです。
ということで
教え合い、協力し合いを、あなたもやってみませんか?
P.S.
うちの子どもたちへ
わからないことや
できないことがあっていい。
なぜなら力を合わせられる
人がいれば解決するから。
ただそれだけなんだよ。
from パパ