独りから一人へ
人見知りが激しいマキノタイチです。
私はいつも独りでした。
・家族といても
・友だちといても
・仕事仲間といても
このように親しい人や家族と一緒にいたとしても根っこでは孤独でした。
心が独りきりなので・・・
私は常に≪つながり≫を無意識に求めてました。
なぜ私は孤独を感じていたのか・・・
それは、心の中にポッカリ空いた穴があったからです。
この穴は、四六時中私自身を縛りつけていました。
過去の経験からできた厄介な心の穴・・・
自分以外の人に空けられた心の穴。
これを埋められるのは、他人だと感じていたのでつながりを求めたのです。
「他人に空けられたんだから他人に埋めて貰うしかない」
このように思ってたのです。
しかし、一向に心の穴は埋まらない・・・
それどころか埋まる気配もない・・・
だから、次々とつながりを求め、出会いを求めていました。
でも、やっぱり埋まらない。
逆に、人と出会えば出会うほど独りのさみしさは増してくるばかり・・・
つながればつながるほど孤独感が増すのです。
・何をやっても
・誰といても
・何を読んでも
・話を聞いても
40年以上私を苦しめた心の穴は、静かに暗く深く空いたままでした。
ところが!
独立起業しても事業が上手くいかずに孤独感が究極に高まったとき気付いたのです。
この孤独感を埋められるのは他人じゃなく自分自身だと。
『自己受容』
この自己受容こそが独りから抜け出せる唯一の方法だと48年もかかって気付いたのです。
私の自己受容とは、、
心の穴を受け入れて、それも自分だと認め自分を許し・・・
そんな自分を≪自己開示≫していくことでした。
これを素直に行うことで、心の穴から発せられる≪独り≫という孤独感から抜け出られる・・・
これは私にとって唯一の方法でした。
そしてこの気付き以来
≪独り≫
は
≪一人≫
となりました。
独りの人間が一人の人間に生まれ変わったのです。
「オレにはオレが付いている」
生まれて初めてこんな風に思え、自分で驚きました。
覚醒した気分でした。
そして
一人の人間となったら、一人の人間として立とうとする人たちが見えてきて、力になりたいと心から思えたのです。
私は、独りになっている人は年齢、性別に関係なくたくさんいると感じてます。
もちろん多くの人はそんな想いを公にはしません。
だけど私にはわかります。
なぜなら
もがきにもがいて同じ道を通ってきたからに他なりません。
そして、他人が愛おしいと思えるようになり人が好きになりました。
※それまでは他人なんてどーでもいいと感じていたかもしれません・・・
『一人前』
という言葉があります。
これは、独りだった人が一人の人間として人前に立つことを意味するとマキノ流に解釈しています。
人生は独りから一人になって再スタートだと思います。
私はビジネスで「物を売る」というより、このようなことを伝えていきたいといつもいつも思っています。
なぜなら、それが直感だからであり、私は自分の直感を信じられるからです。
「オレにはオレが付いている」
このように自然と思えるのでとても気持ちが楽になれています。
では
Ciao !! (^_-)-☆
P.S.
うちの子どもたちへ
パパの心の穴は
親から認めてもらいたい
という気持ちが強かった
ことなんだ
まだ他にもあるけど・・・
いくつ年をとっても
小ささ穴がいまだに見つかり
ホントに驚くばかりだよ
from パパ