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あなたは地元で恥かけますか?

元々田舎者のマキノタイチです。

◆失敗できますか?

「失敗は成功の母」とよく言われます。

しかし、本気でそう思える人はどれだけいるのでしょう?

例えば「ビジネスで成功しよう」と思ったらセールスを断られたりすることは避けられません。

よくあるのが、、

ネットワークビジネスに誘われたけど何だか怖くて断りたい。
でも誘ってきた相手が知り合いだったり友だちだったりで断りづらい・・・

逆に、とても優れているビジネスモデルだと思ってネットワーク・ビジネスに加入したはいいが、先輩的な方から、、、

「地元に住んでるなら友だちや知り合いが多いでしょ、どんどん声かけて!!」

などと言われ、いざ声をかけようと思ってもそれまでの人間関係がこわれたり、陰で変な噂をたてられたりしないかと心配になって・・・

結局、誰にも何も言えない。

「私ってやっぱり、こういうビジネスって向いてないんだ・・・」

と落ち込んでしまう。

ようは、成功しようと思ったら『断られることを恐れる気持ちを克服する方法』を学ぶ必要があるのです。

さらに、それと同時に、人からどう思われるかを心配したり気にするのをやめなくてはいけない。

◆地方都市はどうでしょう?

東京から新幹線で60分~120分。

田舎なのか?
都会に近いのか?

ハッキリしているのは、東京23区よりはカナリ田舎だということです。

地方と東京の違いは、、、

『人と違うことをしたら友だちに何ていわれるか心配・・・』

という理由で尻込みしてしまう人の数の違いだと思います。

私も以前そうだったからよーくわかります。

特に、教師やってたときなど、道を歩くのにも知人が見ていないかを気にして、別に悪いことしてないのにキョロキョロしていました。

もっと小さな町なら、、、

・誰が何をしているか
・どんな仕事についたのか
・誰がどこの学校に行ったのか

そんなことまで周囲のみんなが知っている状況ではないでしょうか?

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さらには、、、

誰かがやり始めたことを別の誰かが気に入らないとなれば・・・

そのことはすぐに町中に知れ渡り、みんなが首をつっこんできそう。

だから

「私は起業家として・・・」

などという考え方は

地方という田舎においては難しいのではと思ってしまうのです。

いや、田舎にも起業家はいます。

しかし、狭い視野かもですが、私の知り合いの起業家は出身が都会の方ばかり。

また「公務員」になることが一種のステイタスのような田舎町などで「私はビジネスオーナーです」という自己紹介をしようものなら・・・

それこそ物陰に隠れられて隙間から指をさされそうで怖い・・・

◆地方と東京の違い

たとえば、東京に比較的近い静岡市は「大道芸ワールドカップ」が毎年開催されるくらい路上のパフォーマーが多い街。

実際に、静岡市内で活躍している大道芸人の知人がそのように言ってました。

≪日本で一番大道芸が盛ん≫

といっても大袈裟ではないとのこと。

しかし、静岡で活躍している路上パフォーマーの多くは「静岡県以外の人がなぜか多いんだ」とも言っていました。

この原因、なんとなく察しがつきます。

私は若い頃5年間東京に住んでいました。

だから、東京はそこそこ詳しいし、とても好きな場所です。

ただ今思い出してみると、一番印象的だったことは「知り合いに合わない」という安心感でした。

・地方とは比べものにならないくらいの人の数
・あれだけ人がいるにも関わらず誰も私を気にも留めない

大勢の中の「孤独感」は誰にも束縛されない私の快感だったのです。

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・思いきったことをするために上京したい・・・
・ひと旗あげるために (もう言わないか?)上京したい・・・

これは、単に東京に様々なビジネスが集中しているという意味だけでなく、失敗しても恥ずかしくない環境だから≪何事も 思いきりできる≫という要素が強いと思えてしまうわけです。

東京も
ニューヨークも

もともとの原住民でない人たちで構成されている街。

東京では、同じアパートに住んでる人を1年たっても見たことがない、なんてことは日常茶飯事だったなぁ。。。

◆アメリカは起業家大国

アメリカ合衆国自体、ネイティブが少ない国だし、移民者の国なので思いきったビジネスができるのでしょう。

・考え方
・職種
・身なり
・宗教
・人種

生活の全てにおいて、まさに人目を気にする人間の方が「バカみたい」的な雰囲気がする、、、

それが「都会」なのです。

そういった観点で「地方都市」を観ると・・・

ネイティブイナカモノが80%。

無意識に人目を気にするネイティブイナカモノが起業家として育っていく・・・

そういう環境ではないのかもしれません。

何かを生み出していく街・≪都会≫
何かを守っていく街・≪田舎≫

この地方都市の体質は、いち個人の想いではどうにもならないかもです。

どうにもならないかもですが

あえて言わせていただくと

「他人が自分のことをどう思っているか、なんてどうでもいい!一番大切なのは、自分が自分のことをどう思っているかだ」

23年間教師をやっていたとき、もう一人の自分が一番心配してくれたのは

・恥をかくことや、恥ずかしいと思うことへの恐怖心
・こんなことしたら人からどう見られるかという恐怖心
・周りから立派に見られたい、見られなきゃという虚栄心
・人から認められないとどうしようといった恐怖心

これらに囚われ、そこから抜けだせない「地方」という環境に染まることだったのですね。

その時はわからなかった。

ただ、今こうして起業の道を歩み始めてみると、多くの田舎の人間がその目に見えない恐怖で「自分の可能性」を感じながらも失っていくのが見えてしまう・・・

・公務員
・銀行員
・地元の有名企業
・税理士
・弁護士
・なんとか士
・お医者さん

これらに属するステータスが「価値の全て」のような

目、目、目。

ただし別に上記の職をバカにはしていません。

なければ困ります。
立派なお仕事です。

◆いいじゃん

しかし、それだけに価値を感じてしまうローカルスピリッツにもの申したい。

「恥かいたっていいじゃん」
「失敗したっていいじゃん」
「勉強できんでいいじゃん」
「学歴なくてもいいじゃん」
「小さくってもいいじゃん」
「無名だってもいいじゃん」

「自分という人間は立派ないち企業なんだって自覚を持とうよ!」

というメッセージでした。

※この文章なげぇーって思った人ってどうやって本を一冊読めるのか・・・?

それに興味があります(^_-)-☆

P.S.
うちの子どもたちへ

恥かいたっていい
失敗したっていい
勉強できんでいい
学歴なくてもいい
小さくってもいい
無名だってもいい

from パパ

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マキノタイチ
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