新「守・破・離」の解釈
朝の空気が大好きなマキノタイチです。
自分になれないあなたへ…
まずは偉人のすばらしい言葉を紹介します。
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あなたが 既に存在している 誰か になろうとするのをやめて この世にはまだいない存在に なろうと決めた瞬間に…
あなたにまとわりついていた いろんな気がかりや 心配が 姿を消すのよ
それって 本当に素晴らしいことだわ
Coco Chanel
ココ・シャネル
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私たち人間は「マネ」をする生き物であり、マネをし、さらに工夫することで進化してきました。
特に日本人は「模倣」を文化としています。
模倣(もほう)とは、他のものをマネること、似せること、他者の行動と同様・同類の行動をとることです。
人は、子どものころの学習であったり、流行りのファッション意識したり、尊敬する人を真似たりします。
他にも…
・お手本を真似たり
・フォームを真似たり
・考え方も真似たり
私は、人が一歩前進していくために「模倣」は素晴らしい手段だと思っています。
私もずっと「模倣」してきました。
しかし、ある時気づいたのです。
自分が「模倣」だけの人生を歩んでいることにです。
そんな中で出会った言葉が「守・破・離」という言葉でした。
守・・・模倣
破・・・葛藤
離・・・進化
色々と考えていくうちに私は上記のように解釈していきました。
未熟な頃、守(模倣)をすると私たちは褒められました。
そうして成長してきたのです。
子どものころなど全て何かのマネです。
手始めは、お母さんの笑顔を真似て赤ちゃんは笑顔をつくり、人から喜ばれ、褒められ、愛されます。
そして、模倣から離れられない教育を10年前後受けるわけです。
そのうち、周囲の期待に応えようと必死になっている自分に気づいてしまい、破(葛藤)が始まります。
しかし、周りも同じく葛藤する人間ばかり・・・
「仕方ない」
「これが普通だ」
「こんなもんだ」
葛藤は辛いので、このようなことを誰かが言いはじめます。
そして、もがきにもがく葛藤を終わらせようとします。
・・・・・・・・
すみません…切なくなってきました…
実は、私は40年以上もこんな人生を過ごしてきてしまったのです。
ただ、この後光が見えました。
「進化」のステージに入れるヒントとなった光です。
私にとっての離(進化)とは「自分でビジネスを作りだす勇気を持つ」ということでした。
・23年間の教職から離れ
・親しかった旧友から離れ
・好きだったテニスから離れ
・それまでの生活習慣から離れ
何より、ずっとしがみついていた価値観から離れる決意をしたのです。
それまでの私になかったものは「信じる勇気」でした。
・自分を信じれず
・他人を信じれず
・出来事や運さえも信じれず…
離(進化)に触れるまで、表面的にいい顔している臆病者でした。
ただ現在は、この「信じる勇気」を持てたと思います。
「オレは俺でいい!」
自然とこう思えるのに50年という年月がかかりました。
今ちょっと残念に思ってることは・・・
「もっと早く、もっと若い頃これに気づけば人生が変わっていたよな」
という想いを捨てきれないことですかね。
というのも、このnoteに投稿している人たちは、20代ぐらいで(私が50年かかった)「気づき」を持たれているので、羨ましくなってしまったからです。(簡単に言うと「嫉妬」または「やきもち」です)
だからこそ
ミドル世代になっても「本当の自分になるために」メッセージを出し続けて学んでいこうと思っています。
「本当の自分になる」
本当の自分になると、人生が加速します。
本当の自分になると、人生が軽やかになります。
本当の自分になると、人生が面白くなります。
本当の自分になると、本当の自分で生きている人に出会うことができます。
それは真の資産です。
資産を持つには焦らず「守・破・離」の順番で進んでいくことが大切ですが、それでも不安なら師を持つことだと思います。
ただし、師は見つけるのではなく…
見つかるものです。
師は意識したとたんに目に飛び込んできます。
まずは意識すること。
次に無意識になること。
それが
・ビジネスでも
・人生でも
・人間関係でも
・健康面でも
成功を体験できる「最も確実な方法」だと感じています。
P.S.
ちょっと抽象的ですが、大切なことほど抽象度を高めて伝えることが大切です。