やわらかな大地を足の裏で感じる
沖縄の離島、宮古島で4年間生活していたマキノタイチです。
人は年齢を重ねていくと、頭が固くなる傾向があり、自分の考え方が固定化してきます。
まるで、強固な城壁の中で暮している感じですね。
言いかえると・・・
「固定観念が強くなって感性が鈍くなっていく」
と言うことでしょうか。
感性と言えば・・・
どこに行っても「舗装された道路」「快適な室内環境」という今の日本では感性が鈍くなっても仕方ないと感じます。
宮古島に住んでハッとしたのは
やわらかな砂の上や、ふわふわな畑の上を歩いたとき「やわらかな地面を長いこと歩いていなかった」「堅くて平らな地面の上しか歩いていなかった」ということでした。
昔、子どものころ・・・
・田んぼで遊んだり
・川に入ってみたり
・海の砂浜を歩いたり
・草原を走ったり
・霜柱を踏みつけたり
・山道を探検したり
・でこぼこ道を歩いたり
やわらかな大地、でこぼこな大地、こんな大地のうえで遊ぶことが多かったです。
これにより、足の裏から「違い」を自然と感じていました。
こんな経験から、知らないうちに豊かに感性が育ち「感動できる心」ができたのでしょう。
それがいつしか、まっ平らなアスファルトの上しか歩かない生活になって、脳がサボり始めたのですね。
たとえば、宮古島の砂浜でも、与那覇前浜ビーチの砂と、保良川ビーチの砂ではぜんぜん違います。
歩き方も違ってきます。
与那覇前浜ビーチでも、波打ちぎわと草むら前では砂のやわらかさが全く違います。
自然が多い南の離島では、裸足でいることが多いです。
気軽にビーチに行けます。
やわらかな大地がすぐ身近にあって、忘れていた感性を呼びもどせます。
もっともっと普段の生活の中で、やわらかな大地を感じていたいです。
あなたがもし、頭が固いと自分で感じたり、人に言われたら・・・
ぜひ、やわらかな大地を足の裏で感じてください。
宮古島に来られるなら畑(パリ)にも案内します。
※宮古島では畑のことをパリと言います
豪快な泥遊びができる大地もご用意できますよ(^_-)-☆
P.S.
うちの子どもたちへ
なにかに行き詰ったら
裸足になって土の上を
歩いてごらん
そして
土の柔らかさを足裏で
感じることに集中する
すごい発見があるからね
from パパ