おかあちゃんは くるくるちて ピッ ながーいかみを たたむ おれは どんどんだちて どんどんどんどんだちて どんどんどんどんどんどんだちて そうちたら ほら どんどんだちた かみが ぱたぱたとたたまれて おかあちゃんのと おんなじのができる これが おれのやりかた たくみにかわる とどまることのない せかい
ちいさな からだから あふれる やさしい きもち ふれる て てから つたわる おもい みつめる め めから つたわる ことば ていねいに ていねいに みんなにつたわるように それもあり さて つぎはなにをしよう!
わたしのあさ ぐるりと みんなに ごあいさつ なにか こまったことは ないかしら だれか こまって ないかしら あら、しろいかみが ひつようなの? まっててね しろいかみよ はいどうぞ、 そうそうぺんも ひつようね はいどうぞ、 ふう。 さあ、つぎは だあれ! こまってるひと みつけた それもあり さて つぎはなにをしよう!
ひびく ぼくのこえ どこまでも ひろがり あさのまちに はずむ とどく ぼくのうた どこまでも じゆうに あさのまちに はずむ まいにち みえるそら まいにち ちがうそら
あさおきたけど ねぇねとけんかちて もういちど ふわふわであったかい おふとんにつつまれてあんしんする おかあたんは 「どうしたの?なにがあったの?」 ぽっくんは あ なみだのきもち たくみにかわる とどまることのない せかい
しろいかみに くれよん どんないろだってある さいしょは まる つぎも まる まる まる まる まる きいろ くろ ちゃいろ あお きみどり おれんじ ちゃいろ くろ つぎつぎに かさねて わたしだけの いろ かぜをよみ はばたきのときを みつめる
きょうはゆっくり のんびりあるく おとうさんのうしろから おいかけたり おいこしたり しない きょうはゆっくり のんびりあるく おとうさんは しらないけど みぎては ぽっけ ひだりては かさもって おとうさんと おんなじぽーず おとうさんみたいでしょ? まいにち みえるそら まいにち ちがうそら
つたわる きもち
あさの とくべつな じかん わたしだけの きょうは なにをしよう せんせいのように しゅっせきぼに まるを つくえにのれば こんなところまで とどく! といれも みてみる それもあり さて つぎはなにをしよう!
おひさまのひかり あおいおそら しろいくも あたたかいおふとん おとうたんのおと おかあたんのおと ねえねのおと あさめがさめて おふとんにかくれて ぽっくんいないよ ほかほかの おふとんのなかで きょうはだれがみつけてくれる ふふふ。 たくみにかわる とどまることのない せかい
ゲボちたのよ。 ゲボちたの ぽっくん
すやり すやり
ぶどう ぶどう ぶどう ばつ まる まる まる まる まる どーなつ どーなつ どーなつ どーなつ みたものを おとにする つたわるおとに なるまえも たくさんのものを おとにしたよ そっと みみをすます たくみにかわる とどまることのない せかい
いつも わたしはいちばん! (でも にばんのときもある) こんなことだって できる! (でも できないときもある) あのこより うんとすごい! (でも あのこがすごいこともある) いちばんのときも (にばんのときも) できるときも (できないときも) すごいときも (すごくないときも) いつも いつも どんなときも どんなひだって ぜんぶ すてきよ たった ひとつの まるい ちいさな さいぼうから はせいした そのひとつひとつが それだけで すば
ぼくのまちは とくべつ いつでも どんなときでも たからものが おちている きらきらした ちいさな いし ころころと ころがる どんぐり まっかな なにかの み しわしわになって くろくなった み はっぱも! ひとつひとつ たいせつに ひろう ひろおうと すわると どんどん つぎの たからものも みえてくる ぼくのめが たからものをみつけられる とくべつな め なのかも? たくみにかわる とどまることのない せかい
きょうの ぼくは だれにもみえない とくべつな ぼうし これをかぶれば ほら みて! だれにも みえない すーぱーみえないさむらい まいにち みえるそら まいにち ちがうそら