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2/6 広さが楽しい! 東地方アップデート実装初期の雑感。『SYNDUALITY Echo of Ada』
いよいよ牙と面白さを魅せた 数々のシステム
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2/6 アップデートにて東地方が実装されました。
序盤で出撃する北・南地方の2倍以上の広さを誇るマップとなっています。
肝心の感想はというと……めちゃくちゃ楽しいです。
ただ広くなっただけではなく、いくつかの調整も入っていて、
・新たな資金源(協力ミッション、AO結晶、レア素材)
・雨天によるダメージの強化
・エネミー(エンダーズ)の強化
などなど、かなりの影響力のある変化が起こりました。
いままで、
「要素としてはあるけど、あんま考えなくてもいいよな…」
と思っていたシステムに向き合うことに。
いよいよ本番といった雰囲気です。
なによりも影響があったのは、広さでしょう。
これによって、他プレイヤーとの遭遇率が下がりました。
一見すると悪いことのように聞こえますが、
「ふだんは出会わないけど、1回はどこかで会う」
という、綺麗にハマったバランスになったよう感じます。
うまく言えないのですが、
このゲームの面白さは、プレイヤーがかもしれない運転をしてしまう所にあると感じます。統計的には99%平和だったとしても、たった1%でも可能性があると気を付けてしまう。
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他プレイヤーの介入によって、
どんなふうに旅が搔き乱されるかわからない。
この1%のスリルが、99%の平和な旅すらも面白くしてしまうのです。
スリルは、ありすぎても麻痺してしまいます。
慣れてしまうからです。
東地方マップは、平和な旅にほんのりスリルが刺さる……という塩梅。
他プレイヤーとの遭遇に特別感がでて、より面白く感じています。
また、広くなったことで間接的に待ち伏せが弱くなり、
お互いに音を聞いてから、索敵や逃走、回り込みをはじめる……
という、プレイヤーのやりとりとして楽しいバトルになったよう感じます。
そして長旅になったことで、考えるべき要素が増えました。
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まず、どのくらい稼ぐのか……旅の目的を考える必要が出てきました。
先ほど収入が増えたと書きましたが、
これは単純にインフレしたのではなく、段階が増えました。
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協力ミッションでは、なんと4体も登場。収入は合計6~8万マネーほどに。
具体的には、協力ミッションやレア素材、
高純度結晶といった特定の要素を組みこむことで、収入が変貌します。
このゲームには、保険金というシステムがあります。
事前に少額の保険金を払っておくことで、
たとえロストして装備を失っても、その代金がほぼ全額返ってきます。
(クラフト産のレア装備の場合、必要な素材は返ってきません。
しかし、売ったのかと勘違いするほど、高額のリターンが得られます。
さらにいえば、実はショップでクレイドル用の素材が売っているため、
お金さえ稼げていれば早く作り直すこともできます。)
事前に払う保険金は、稼がなければならない最低金額と言えます。
これまでは、プレイヤーキルを視野にいれないと、
レア装備の保険金をまかなうことは難しかったです。
そのため、高レアリティな装備は、PK・PKKプレイヤーのためのもので、
主に収集を目的とするプレイヤーは、低レアな装備だけに乗っていました。
しかし、強力な金策手段がいくつも登場したことで、
高額な保険金を支払ってなお、プラス収入へと変えることが可能に。
もちろん低レア装備による旅も、いぜんとして行えます。
旅にいくつものバリエーションができ、
計画を練ることがより重要に、楽しくなりました。
長旅になった最後の影響は、リソースのやりくりが重要になったことです。
リソースとは、バッテリー時間・弾薬・回復アイテムなどをさします。
強くなったエンダーズ。激しくなった雨。長くなった行軍距離。
リソースにガンガンとダメージを与えてきます。
これまでは、なるべく消耗品をおさえて素早く立ち回るのが強力でした。
しかし、東地方ではある程度の物資がなければすぐに機能不全に陥ってしまう可能性があります。
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とくに変化を感じるのは、雨天。
以前とはまるでちがう長さ、そして削り値です。
これまではシーリングキットなぞ、念のため1~2個もっておくだけしたが、
東地方の雨は、その程度はカンタンに削り取ってしまいます。
物資なしで降られてしまった場合、雨宿りが視野に入ってくるレベルです。
エンダーズも強力になりました。
ただ数値がインフレしただけではなく、
味方を召喚するなどの新能力をそなえ、立ち回りレベルで厄介に。
良い装備をそろえたり、弾薬を多くもつ必要がでてきました。
しかし、多くの消耗品を持つという事は、
それだけ積載量を消費するということです。
残りの行軍距離をみながら、最適なやりくりに頭を悩ませることに。
筆者は協会員しかプレイしていないうえ、
見識も浅いので、その範囲での感想にはなってしまいますが。
これまでは練習だったといわんばかり。
形ばかりだったシステムが、見事にゲーム性をもって機能しています。
(まぁ、
形ばかりだったシステム部分に関しては、本当に練習だったのでしょう。
最初からこれだったら、あまりの情報量に脳がパンクしてたな…)
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情報量バリ増しで、まさに旅といえるまでになった東地方アップデート!
北・南地方にバランスの甘さを感じていた方も、
再び遊んではいかがでしょうか。いろいろと腑に落ちる…かもしれません。
さらに重厚な雰囲気をまとってきた
『SYNDUALITY Echo of Ada(シンデュアリティ エコー オブ エイダ)』
まだまだ楽しんでいきたいと思います。