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遅えヤツが速えヤツに勝つ?『NEED FOR SPEED UNBOUND』は、スピードへの下克上(ゲームの感想&紹介)
はじめに
アタマ真っ白になるアクシデントの連続。スリルある作風が魅力的です。
尖った作品ですが、いちど刺さるとお手軽にハイになれる麻薬と化します。
セール時はワンコイン。気軽にお試しあれ。
首都高バトルをもうちょっとレース寄りにした感じです。
速すぎる敵
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ストーリーモードを初めてやったとき、きつく感じました。
理由はひとつ。敵が速すぎるのです。
筆者がゲーム下手なのもありますが、それをさしひいても速いです。信じられないような加速でヌルヌルとプレイヤーを追い抜いてきます。
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走るコースも、難しいです。
直角コーナーやジャンプ台といった危険地帯の連続。ようやくストレートがきたと思ったら、ゆうゆうと一般車両が走行中。もちろん、ぶつかってしまったらクラッシュです。
走るのは楽しいです。クルマもきれい。
レースに勝てなくとも、走っているだけで楽しい。
……しかし、先に進めません。延々と目標レースに挑み続けるループ。
筆者にできることは、
リアルでコーヒー(ミルク入り)を飲んで安らぐことだけです。
そして、
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レース終わりには、警察がどこからともなく登場します。
筆者のクルマにぶつかりまくって、動けなくなったら逮捕。
その日の稼ぎは没収です。ホラークリーチャー並みに怖い。
筆者は、仕方なく警察とバトルしました。
警察はめちゃくちゃ弱いが、増援がくるたびに強くなる。
30分ぐらい振り切れなかったときは、ちょっと泣きそうになりました。
だが、この厄介な警察たちこそが、師匠でした。
サツが教えてくれた。このゲームのクルマはどうすれば止まるのかを。
「俺より速い」勝てないはずの相手をぶちのめす快感
直角コーナーやジャンプ台といった危険コース。
アザーカーなどの障害物。
それは自分だけでなく、NPCたちにとっても危険物です。
ただ最高速度で走り抜くことはむずかしく、
ある程度クラッシュや減速をしながら走っていくことになります。
特に序盤~中盤までは大して差がつかず、団子のような状態にまで。
そこに勝負をしかける余地があります。
レーサー同士のクルマは、
ぶつかるときに独特の物理法則がはたらきます。
これによって、
敵車をスピンさせながら自分は走り去る。
追い抜こうとする敵をブロックして加速する。
相手の進路を固定して障害物に突っこませる。
などのプレイングが可能に。
自分より早く走るクルマを妨害。
再加速に手間取っているあいだに走り去る。
これが本作のストーリーモードの簡単な攻略法です。
上位にさえ入れば収入を得られる仕様、
レーサーのうち1人と勝負できる「賭け」システム、
前半は下位でも突破でき
後半は参加人数が少なくなるグランプリの仕様から、
妨害が有利にはたらきやすいようにもなっています。
警察との特訓で培ったテクニックを存分に活用し、
自分より速いクルマを叩きのめして勝つ。
抜き去ったあとは、
ブロックの準備をしながら、アザーカーの波をすりぬける。
抜く前も後も。
スリルと迫力、そしてハプニングに満ちたレースが本作の良いところです。
ただレースするだけで、簡単にハイになれます。
首都高バトルで盛り上がれた方は、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。