2021/5/13の夢日記

ハリポタとあんスタを足して割ったような魔法+アイドル育成学校に通うことになった。
ただ私は魔法も使えないしアイドル志望でもない普通の一般人で、
おしゃれで豪華な校舎や、華やかな雰囲気の学生に感動しながら体育館、本校舎と見て回っていて、とある空き教室を覗くとY子がひとりでお弁当を広げている。

一緒に帰ろうと思い彼女が食べ終わるのを待つ間、漫画雑誌を読む。
新連載の作品。学生らしき少年がかわいい女の子と狭い物置でふたりっきりのカラーページから始まる。いい雰囲気。恋の予感。と思ったのは彼女の罠で、少年はとある条件を満たさないと学校から出られなくなってしまいーー!? というデスゲームっぽい雰囲気のある学園サスペンス。

ざっと読んで、続きはまた今度、と教室の隅にある本棚に雑誌をしまい、Y子の様子を見ると、ちっとも食べ進んでいない。それどころかどこからか追加のライスを調達してきていて、今から弁当と両方食べる気だと言う。
廊下が賑やかになってきた。授業が終わったらしい。
教室にひとりふたりと体操服姿の生徒が帰ってくる。
どうも友人、体育の授業中で空いていた教室を勝手に使っていたらしい。つまり今使っている机の本来の使い主がそろそろ帰ってくる。
悠長に飯食ってる場合か、と強引に弁当の蓋をしめる。ちょっとご飯が溢れてしまった。
ぼんやりしているY子を急かしてなんとか机の主が戻る前に荷物をまとめると、私たちは学食へ移動した。

学食もまた広くてきれいで、入り口にある購買はおしゃれなカフェのような品揃え。
そこで売られている3センチ角程度の一口焼き菓子が、どこかで目にしたチラシに大きく取り上げられていたのを覚えている。人気商品らしい。
学食の奥から現れ声をかけてきた友人のMも手に小さなチョコブラウニーを持っていて、俄然私も食べたくなった。
それでまず、Mと同じチョコブラウニーをひとつ頼む。
その隣には厚切りのパウンドケーキやラスクなんかも並んでいて、衝動的にチョコパウンドケーキも一切れ追加して、値段を聞いて驚いた。

「11,001円です。」

確かに値段を見ず注文した私も私だが、焼き菓子2点で1万円は高すぎる。

「なんでそんなに高い!? 安くならん?」

店員のお兄さんはちょっと意地悪そうに笑って、

「普通の学生さんでしょ。」

と言った。
この学校、入学金の額でランク分けがされていて、高額納入者はその分学内のサービスがタダ同然で受けられるが、一般人は利用のたびに別途料金がかかるシステムだったのだ(そんな設定の漫画読んだことあるな)。
じゃあ仕方ないわ。

で、買った。
財布の中には1万円以上入っていたし、きれいな建物に新しい環境、楽しい気分だったので、まあいいかと自然に思えた。
菓子が入った紙袋を片手に、先に学食内で弁当を食べているはずのY子を探す。

起きた


1万円のお菓子食べてから起きたかった。

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