21/9/15の夢日記
今日は土曜日だけど学校があって、朝出かける前に飼っている猫のDちゃんを撫でくりまわしているときに急に思いついて衝動的に猫を連れて出てきてしまった。
Dはラガマフィンという大型種で、膝に乗せて抱きながら原付に乗っても案外安定している。そのまま駅まで行くと人が少ない在来線に乗り梅田まで来た。途端に人通りが増える。学校は更にここから地下鉄に乗り換えた先にあって、ここまで来てようやく、あ、猫を連れてくるのは無謀だったな、と気付く。
ここからUターンして家に帰るにしてももう既に結構面倒くさくて、とりあえず休憩しようと駅近くのコンビニの裏へ入った。ここなら少しの間Dちゃんを放してあげても大丈夫かな……、と思ったが、そこでは既におじさん二人組がしゃがみこんでまったりしていて、更にその奥には犬が入ったケージがいくつも並べられている。犬もおじさんもおとなしそうではあったが、私はDに繋いでいる紐を改めて握り直した。
とはいえ他に休める場所の検討がつかなくて、おじさんたちと少し離れた場所にある車止めに腰を降ろした。紐の長さ分だけはDを自由にしてやる。今日の授業はサボるしかない。日頃からサボりまくっているので親に詰められるかもしれないが、不要な講義だったとでも言おう。Dはぽてぽてと緩慢な足取りで周囲をチェックして回っている。紐を結んでおくところさえあれば、コンビニでちゅ~るでも買ってきてやるんだけどな。って考えた次に、私は家族に猫を連れ出したと伝えてないことに今更気が付く。今頃Dがいないことに気付いて慌てているだろう。やばい、ていうかスマホも持ってくるの忘れた気がする、というのは幸い気がしただけで鞄の中にちゃんとスマホは入っていて、見ると母親からのLINE。『目を離した間にDちゃんがいなくなっちゃった。今探してるけど――』申し訳なくてその先が読めない。Dは私が拾ってきた猫で、家族で世話はしているものの私の猫という意識が強く、母親も猫の扱いについては私に気を遣っているのがわかる。すぐに電話をかけて、今一緒にいると伝える。さすがに電車に乗って遠くまで連れてきてしまったとは伝えにくく、もうしばらく遊んだら帰る、とだけ言った。怒られるかと思ったが安心の方が強いようでお咎めなしだった。
ここから家までは1時間程度かかる。帰る前にDに水だけでも、と近くにあった立水栓の蛇口を捻った。Dは流れ落ちる水に近づいていき、飲もうとして、頭から水を浴びてびちゃびちゃになった。ドジ猫(笑)。
起きた