夜のおうち時間は間接照明で
みなさんは夜自宅で過ごす時はどんな照明を使われていますか?
夜は暗いから明るいライトでしっかり家の中を照らさなきゃ、と思われていますか?
満月の夜道を歩くとき、ある程度遠くまで見えますよね?
満月の光の明るさ(照度)は大体0.5〜1ルクスです。
そして夜の街灯は100ルクス程度、人によっては眩しささえも感じますよね。
夜はこれくらい明るさでも十分に人は行動できます。
一方で、日中仕事する時の作業台の明るさは大体1000ルクス。
細かいものがよく見える明るさです。
逆に昼間に夜のような10分の1の明るさの100ルクスだと暗く感じて作業に支障をきたすでしょう。
これらの現象の原因は瞳孔の開き具合によって明るさの感じ方が変わるためです。
実は瞳孔が開いている時の100ルクス(夜)と瞳孔が閉じた状態の1000ルクス(昼)は見え方は実は同じです。
キッチンやお風呂での用事を済ませたら部屋の全体照明やダウンライトは消して、間接照明だけで過ごしてみませんか?
人間の瞳孔はちゃんと働いてくれるので初めに暗く感じたとしても徐々に目が慣れてくるとしっかり見えます。
特に子どもは、大人よりも4倍から6倍光に対して感度がいいです。
子供がいる場所はしっかり明るくしないとと思われている方もいらっしゃいますが、
実は大人よりも暗いところでしっかり見えていますのであまり心配しなくて大丈夫です。むしろ明るすぎると目に刺激が強すぎて注意と言われています。
以前当時2歳頃の息子に早く寝なさい、と捕まえようとしたら暗闇で猛ダッシュして障害物を上手に避けて逃げていったので子どもの目の能力には本当に驚きました^_^;
私は夜寝る前の時間は、部屋に何個かスポットライトがあるのですがそのうち1灯だけを天井に向けて当てています。ふわっと光が広がってかなり明るくなりますし光源が見えないので眩しくなくリラックスできます。
夜は瞳孔を開いて目の筋肉もほぐしていい夜を過ごしましょう^_^
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