Mechan

カラーリスト、インテリアコーディネーター、服飾関係の企画をしています。 主に色関係ですが仕事柄、インテリアと服飾についても載せていきたいです。

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最近の記事

和菓子カラーはファッションのお手本

あなたはスイーツ好きですか? 私は甘党で今は在宅ワーカーですが、会社通いだった頃、デスクの引き出しにお菓子を常備しているタイプでした。今はキッチンにすぐ行けてしまうので...状況は悪化していますσ(^_^;) でもやっぱりスイーツを食べる時間は至福の時です。 で、どうせ食べるなら、+αで色の勉強はいかがでしょうか?というポジティブな記事です(^.^) 最近は写真映えするスイーツもたくさんありますので味はもちろん、目でも楽しめるものが多いですよね! そこで、食べる前に色

    • 夜のおうち時間は間接照明で

      みなさんは夜自宅で過ごす時はどんな照明を使われていますか? 夜は暗いから明るいライトでしっかり家の中を照らさなきゃ、と思われていますか? 満月の夜道を歩くとき、ある程度遠くまで見えますよね? 満月の光の明るさ(照度)は大体0.5〜1ルクスです。 そして夜の街灯は100ルクス程度、人によっては眩しささえも感じますよね。 夜はこれくらい明るさでも十分に人は行動できます。 一方で、日中仕事する時の作業台の明るさは大体1000ルクス。 細かいものがよく見える明るさです。 逆に昼間

      • 紺色の服を着るのがおすすめなシチュエーション

        飽きがこなくて、他の色と合わせやすい品の良い定番カラーの「紺」皆さんのクローゼットにも必ず1着はあるのではないでしょうか? カットソーやカーディガン、パンツなどなど...ベーシックアイテムの鉄板カラーの一つですね。 日本人の私たちにとっては、学生服でもお馴染みの色と言うこともあり、小さな頃から親しみのある色ですね。老若男女問わず、紺色は誰にでも似合う色と言われています。 世界の統計データによると、好きな色の第一位は青と言う結果が出ており、紺色もまた青の仲間なので国際的にも

        • ダイニングルームのインテリアカラーに敢えて「青」のご提案。

          食事をする場所のインテリアカラー皆さんはどんな色を選ばれていますか? アクセントならオレンジなどの食欲を出したり会話が盛り上がる暖色系の色がおすすめと聞かれたことありませんか? もちろん暖色系を使うのもいいのですが、むしろ反対の色である寒色系の色を使うと大人っぽく素敵なインテリアになるのでありきたりなインテリアよりももう少し個性的で新鮮さが欲しいなと感じている方にはぜひ青をおすすめします。 海外インテリアでは、ダイニングの壁紙をブルーやグリーンにして食卓の料理を美味しそうに

          白の色彩学-あなたを疲れさせる白い壁とは?

          あなたが今お住まいの家は白い壁ですか? 白を基調としたモダンでスタイリッシュな建物は最近の主流ですし、現代人のデジタルでミニマムな暮らしにも合うので好まれているかと思います。 また、白はどんな色と組み合わせても色を引き立たせる万能カラーですし、今では白壁は日本の住宅のデフォルトですね。 白は決して単調すぎたり地味な色でもないです。 パリにデザイナーのマルタン・マルジェラがデザインした「ラ・メゾン・シャンゼリゼ」という真っ白な室内で有名なホテルがありますが、白のみで統一

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          メキシコ-エモーショナルな色使い

          太陽の光が豊かに降り注ぐ国、メキシコ。 もう十数年前の話ですが大学2年の4月にアメリカを旅しました。 サンディエゴからメキシコは結構近かったので、そのままの流れで車で南下して国境を超えてティファナという町を訪れました。(はい、お察しの通り・・・新学期早々に思い立ち、学校を休んで旅しました。親や先生、その当時は、ごめんなさい!) 初めてみたメキシコの印象は、太陽がギラギラしていて、メルカド(市場)には、色とりどりなソンブレロ(メキシカンハット)や雑貨が沢山並んでいて、街並み

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          自分に自信をつけてくれる黒い服の話

          あなたは、黒が好きですか?そして黒い服は着ますか? ひと昔前まではファッションで黒は珍しかったですが、現代の私たちにとっては、黒は定番色ですし、おしゃれでクールでかっこいいというイメージが定着していますね。 この記事では、普段よく着る黒い服について、黒の色彩心理的なお話を書きます。 まずは黒のイメージについて 色は常に二面性を持っているのでポジティブ・ネガティブそれぞれ紹介します。 ポジティブイメージ → 強さ、高級感、おしゃれ ネガティブイメージ → 恐怖、不吉

          自分に自信をつけてくれる黒い服の話

          夜にあなたをもっと魅力的にみせる色-ブルー

          夜に友人や恋人と出かけるとき、あなたなら何色の服を選びますか? 私たちは、色を網膜の視細胞で感知していますが、明るい場所では赤が鮮やかに遠くまで見え、青は黒ずんで見えます。一方で、暗い場所では青が鮮やかに遠くまで見え、赤が黒ずんで見えます。 夕方頃から夜にかけて、運転している時に道路標識の青がやけに鮮やかに見えるなぁ〜と感じたことはありませんか?人の目は暗くなるほどに青を敏感に感じるようになります。チェコの生理学者・プルキニエが発見したことからプルキニエ現象と名付けられま

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          緑色に癒される科学的理由&クレーム対応には緑が有効

          在宅ワークの合間に、目が疲れて肩も凝ったなー、と思うと息抜きに近くの森林公園に出かけては、自然の景色(緑色)をみてホッと癒されています。 私のように自然のある場所にわざわざ行かなくても、家の中に観葉植物を置いて眺めているだけでもなんとなく癒されますよね。また、寝室を緑色のカーテンにすると心が落ち着いて安眠効果をもたらすと言われていますが、なぜそんなに緑色が人にとって安心感を与える癒しの色なのでしょうか? 太古の昔、人々は自然の中で暮らしていたので、今でも緑を見ると落ち着く

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          カレーライスはどうして美味しそうに見えるのか-5:8の法則-

          デザインの世界には黄金比と言われる、人間がもっとも美しいと感じる比率があります。それが1:1.618です。 古くはギリシャのパルテノン神殿などの建築や、身近なところでは、名刺のタテヨコ比もそうですし、AppleやGoogleのロゴも実はこの比率でデザインされています。 正確には、1:1.6180339...と小数点以下が続きますが約5:8になります。私は、密かに黄金比のことを「カレーライスの法則」と呼んでいます。(理由は後ほど) この比率、デザインの仕事などをされていな

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