湊かなえ「境遇」を読み終えて
おはようございます、あんぼです。
湊かなえの「境遇」を読み終えて、人の境遇について考えさせられました。
湊かなえさんの本は、後半から読むスピードが加速します。書き出し、わかりやすい表現、構成、勝手にその点でも勉強させてもらっています。
ネタバレさせずに境遇について考察してみます。
ちなみに境遇とは、その人が置かれた、家庭環境・経済状態・人間関係などの状況。身の上。境涯。「恵まれた—に育つ」(goo辞書による)
皆さんの周りに自分と全く同じ境遇の人はいますか?また全然違うという人も?
兄弟?姉妹?幼稚園からの同級生?
私の場合は妻かもしれません。
もちろん何から何まで一緒とは言いませんが、両親が離婚し、再婚していく様を眺める子供の気持ち、留学で救われた経験など。
しかし、境遇が似ていても全く一緒ではありません。
プラスだけではなく、マイナスに働く境遇もあります。
マイナスとはお互いの境遇の不一致が生まれていく葛藤、境遇が似ていたからこその嫉妬、裏切られた感覚。
その辺をえぐられて井上尚弥のボディーブロー(言いすぎました(笑))を受けた気分です。
こんなに読みやすい文章、湊かなえさんの頭の中が気になります。
この週末、ブックオフで2冊追加購入しちゃいました🎵
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