【ビジネス】ことばの掴みどころ
こんばんは、あんぼです。
ビジネスでもプライベートでも人とのコミュニケーションにおいて「ことばの掴みどころ」を間違えたという経験、一度はあるのではないでしょうか。相手が一番意識して伝えたい言葉や内容をずらさずに聞く、、、単純に聞こえるかもしれませんが、なかなか難しいのが現実。
例えば「昨日キャンプに行って直射日光浴びすぎて熱中症の恐れがあるので、今日の日帰り旅行は諦めます」と友達から連絡があったときの返答(※完全空想です😅そもそも夏休みエンジョイしすぎ?(笑))
返答例①→「そっかぁ、昨日は普段より特に暑かったからね、了解です。よく休んでね。」
返答例②→「キャンプかぁ、泊まりは自分も最近行ってないなぁ。今度遮光性の高いいいテント紹介するよ。了解!」
など、どの言葉に引っ張られるかでレスポンスの毛色が変わります。
特に自分の好きな言葉、意識レベルが高い言葉、明確なこだわりを持っている言葉ほど引力が増します。
ビジネスシーンだと、パートナーさん(お客さん)から「今月の予算達成は厳しいね。来月もよりチャレンジングになるから今から再度計画を見直さないといけないな」とつぶやかれた際、営業担当者としての次なるレスポンスは大きく分けて3通りあります。
今月の予算達成しない背景を訊くのか、来月の厳しさを共にイメージするのか、再計画作りに協力する意欲を伝えるのか。
これに実は答えはなく、相手次第というのが答えになります。
パートナーの考え方、語気、語調、言葉の頻度(frequency)などから察して一番相手が乗っかってしゃべってくれるほうを選んで勝負を仕掛けます。
相手のトーンが落ちると外した証拠なので、軌道修正します。
その人のことばを掴めるとコミュニケーションの質が上がります。
心構えは、あなたの考えることばの定義はどうでもいいと自分に言い聞かせること、相手の発する言葉に好奇心を持つこと、でしょうか。
イメージですが、ただの言葉の応酬ではなくなり、魂のキャッチボールのように思えてきます。
よかったら少し意識してみてください。