🎵楽しい🎵は広がる
「いらっしゃいませ😊」
近所のカフェ、Pロントに行くと清々しい挨拶で迎えてもらい、心が弾んだ。
実はその直前にDトールに入ったところ、すでに長い列があり、何となくいいやと思い、店を後にしたばかりだった。不慣れで自分に全集中した20代前半の男性店員の額には「絶賛接客中!だから邪魔しないで!」と書かれている。手元しか見えていない。
私が店を出ると、自動ドアで反応する必殺技「業務用いらっしゃいませ」が発動。背中で聞こえた。もう出てるっちゅうねん😂
それと対比してか、Pロントの女性店員は入り口ですぐに目が合った。
「いらっしゃいませ😊」
自然な笑顔で、温かく迎え入れてもらえたようで嬉しくなった。
同じような長い列に並びながら何気なく観ていると、前のお客さんへの注文の取り方が美しかった。年齢にあわせて声のトーンやスピードを合わせ、そもそも高い位置だができるだけ頭の位置も合わせ、荷物を持っている方には自分からカウンターを降りてトレーを渡す心配り💓
注文に迷っている方にもそれぞれ対応を変えて、商品をおすすめしたり、あえてせずに待ってみたり。笑顔でよく考えながら接客されていた。
嫌みなく、清々しく「暑いですね」と各お客さんと対峙されている。それも楽しそう😊🎵
結果、スムーズにお客さんが流れていく。
『同じ列を並ぶ行為でもここまで私の気持ちに変化があるのか』
そんなことを考えながら席について本を読んでいると、その店員さんがスキマ時間にテーブルをてきぱきと拭き、全体を見渡しながら片付けもしていく。
「これも片付けちゃいましょうね」
「ここも拭いておきますね」
他のお客さんも笑顔にさせていく😊
『この人は本当に接客が好きなんだろうな』
また、カウンター内で若い女性スタッフが困っているのを察するとすぐに駆け寄って優しく教えてあげる。お客さんに聞こえないくらいの声で。
教わったスタッフも安堵と学びの笑顔😊
この連鎖のおかげか、お店の雰囲気も非常にいい🌱
この雰囲気づくりは何よりもその店員さん本人が接客を楽しんでいることに起因するだろう。
楽しいは連鎖する
私は引き続き読書を満喫し、リアルな接客からも多くを学んだ。
p.s. これまでPロントと言ってきたが、よくよく見たらその姉妹?ブランド、エプロント(イタリア語で「準備OK」「ご飯できたよ」の意味)でした。