今朝の一幕
「ガチャーン、ガチャン」
今朝、マンションから出ると小学校高学年三人の笑い声と共に屋外の小屋のようなゴミ置き場に向かってテニスボールを投げている音が響いていた。
ゴミを捨てに行った年配の方も困惑して、何も言わず、ボールが落ち着いたときに捨てて、ちゃんと振り向いて見返していた。
そこに180センチで大きめサイズの私が近づくと、主に投げていた赤い帽子をかぶった男の子が「成人男性はやばいよ」と言って可燃ゴミと不燃ゴミ置き場の間の隙間にすっと隠れた。
人によって明らかに変えた態度にやや私が可燃したのと、これからゴミを捨てに来るであろう人たちも迷惑だろうなと思いながら歩を進めると、これまた私が離れた後にランドセルを背負いながらやり出した。
すぐに引き返して一声
「おぃ!うるさいよ」
優しく言ったつもりだが、赤めの感情が乗っかっていたのも否めない。
謝罪もない、ただにらみ返してくる赤い帽子の小学生と逃げていく二人。
「早く学校いきな」
数秒後、彼はそそくさと学校方面へ向かった。
言い返してもこない、謝ってもこない。
『どっちでもいいのに』
イタズラっ子の気持ちはわかるので振りきってくるのを期待していたのかもしれない。
ふと私の実父の口癖を思い出した。
「ありがとうとごめんなさいが言えたら人間それでええぃや(山口弁)」
という今朝の一幕😊
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