U字工事チャンネル『俺そば』2023/4/21 の回について
立ち食いそばについて
※以下敬称略。野球ファンが野球選手を呼び捨てで呼ぶのと同じ感覚です。敬ってないわけありません。
見た後にドッと疲れて、だいぶエネルギー消費した感があって、でも、嫌な疲れではなかった。
ずっと頭の中でぐるぐると思考が巡ってる感じの疲れで。
9分弱の短い動画だった㌔、いままで見られるだけ見たU字工事の特集や番組の中でも1番ズンと胸に迫ってくるものだったな。
私が今見てるU字工事が全てでないことは分かってるし、もちろんテレビに写ってる2人が全てでないことは分かってる㌔、視聴者にとってはテレビに写って愉快なことをしてるU字工事がU字工事の全てであって。
みんなその、U字工事を見て笑ってる。
その「笑い」を作るためには、ピリピリしたり、イライラしたり…笑って楽しくネタ作りされてる訳では無いことが分かって、胸にズンって重いものが来た感じ。
U字工事に限らず、エンターテインメントとして、私が消化してるKーPOPやアイドルとか音楽とかスポーツとかゲームとか、そういうキラキラした夢のある世界が私たちの元に届くまでには、モヤモヤしたり、イライラしたり、ピリピリしたりすることが沢山あるんだろうなと、改めて考えさせられたよ。
自分が笑顔で消化してる裏には人のネガティブな感情が底にあって、それを糧に育ったものを見て笑顔になってるんだなと。
若手当時の立ち食いそばは、隣に座って食べること無かったけど、同じ空間で食べて、1回リセットすることによって、お互いのメンタルケアを自然にしてたのも凄いなと思ったし。
本人たちはそんなこと微塵も思ってないかもしれない㌔。
福田が620円のそば買うために1万入れて、「こんなの食べられるなんて、成功者だ」って言ってたのにもU字工事の魅力が詰まってたし。
私なんかより、もっと金持ってるだろうし。
でも、それでも、620円のそばが食べられるって、そのために1万円を入れちゃうんだって、それだけで、そんな小さなことの積み重ねで幸せを感じてくれてるんだって。
嬉しかったな。
福田が食ってる間ずっと幸せそうに笑いながら見つめる益子。
ちまちまネギをかき集めて食べてる福田に「そうだな、ネギ大事に食べるもんな」て呟く益子。
益子の食ってる姿を携帯でニヤニヤしながら写真を撮る福田。
ちょっと苦い顔しながら、思い出話をする福田。
こうやって、今穏やかに、周りに「仲良いね」って口々に言われるU字工事になれた(本人たちは頑なに仲良くないって言う㌔さ。)、この信頼関係を築くためには、その間には、どんなことがあったんだろうなと想像した㌔、それはもう2人だけの思い出にしておいて欲しいし、一生大事に持ったままでいて欲しい。
U字工事の2人はあんまりコンビ間で昔どんなことがあった、こんなことがあった、喧嘩した、仲直りした、ここがターニングポイントで信頼するようになったとか…ってあまり言わないキャロル、世間からの親近感の割には、割とミステリアスなコンビだと思ってるんだ㌔、ずっとそのままでいいな。
高校生のころ、色んな人を誘っても断られてた福田を可哀想に思って「いいよ」って益子が言ってから始まったんだ㌔…高校生のころは、楽しく作ってた漫才やお笑いが「お仕事」となってお金や責任がついてまわる現実に2人はどう思って、U字工事としてやってきたんだろうとか。
私は友達も少ないし、ひとりが好き。
でも、エンターテインメントが大好きで、お笑いもアイドルも音楽もスポーツも見るのが大好き。
その根底には、体当たりでぶつかっても受け止めてもらえる相手がいて、尚且つ、その人と信頼しあいながら0から1を生み出してる。恋愛や友情なんかじゃ片付けられないやり取りをしてる。
そんな姿を羨ましいと思うからなのかもなとこの動画を見て、改めて思った。
とにかく、どうかこれからもU字工事の人生が、幸せに穏やかに…体を壊さない程度にお仕事に恵まれ、沢山の人に愛され、満たされたものになりますように。
2人が、各々が思う幸せな人生をこれからも歩めますように。
U字工事だけじゃなくて、U字工事の家族も、一緒に仕事をする周りの人達も幸せに溢れた毎日を過ごせますように。
U字工事がお笑いを諦めず、ずっと2人で頑張りながら、続けてくれたことに感謝します。ありがとうございます。