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ケアマネが事業所に依頼するタイミングとは?

 Xを眺めていると、事業所さんによっては、依頼が多く、人員増員しなければいけないところもあれば、閑古鳥が鳴いて、依頼が来ないと嘆いているツイートをみたりします。

 訪看時代、依頼がなかなか来ない時期は、『いつになったら依頼がくるのか…』とやきもきしたものです。

 ケアマネとして勤めている現在も、事業所さんに営業に来ていただいて、事業所さんの力になりたい時があっても、そういう時に限って、こちらから依頼をお願いする案件がないことも多いです。

 なぜなのか?

 今回は、ケアマネが訪看や訪問介護、福祉用具業者さんなどの事業所さんに依頼する時とは、どのようなタイミングなのか、簡単にお伝えしたいと思います。

 要約だけ知りたい方は、結論と伝えたい事だけ目を通していただけると幸いです。


☆結論

 ケアマネが事業所に依頼するタイミングとは…

 ①ケアマネが地域包括や病院から新規依頼を受けた時
 ➁ケアマネが受け持っている利用者さんから要望があった時

・事業者さんに依頼するタイミングその①


 ケアマネ自身が新しい利用者を受け持った時です。

 基本的には、地域包括や病院から新しい利用者さんの紹介が居宅にきます。ケアマネが必要とされている時は、利用者さんにとって、介護保険サービスが必要な時です。
 
 ケアマネが新しい利用者さんに初回面会に行った際、利用者さんが希望する介護保険サービスを確認したり、ニーズにあったサービスを提案したりします。
 
 そのタイミングでようやくデイサービスや訪問看護など、必要に適した事業者さんに依頼をお願いする流れになります。

・事業者さんに依頼するタイミングその➁


 
 もう一つは、ケアマネが受け持っている利用者さんに問題が発生し、介護保険サービスの追加が必要になった時です。

 転倒であったり、廃用であったり、コロナ感染であったり、なんらかの理由で、生活に支障が発生した際、福祉業者や訪問介護など事業者に依頼をお願いする流れになります。

 そういった事情があるので、夏や冬など過酷な季節な時は、依頼が増える傾向にあります⇒夏・冬に営業をかけると依頼の可能性が上がります!

・営業と依頼の関係
 


 知っていただきたいのは、営業にきていただいたからといって、そういったケアマネ事情から、すぐに依頼をお願いするというのは、なかなか難しい現状があります。
 稀にケアマネが依頼先を探しているタイミングで、ちょうど営業に来られ、依頼をお願いすることもあります。

 もはや営業と依頼は、ご縁とさえ思います(笑)

☆伝えたい事


 営業に来られたタイミングで、お願いする依頼がなかったとしても、営業の印象というものは残っています。
 
 何が言いたいかといいますと…営業の印象が残っていると、どこかのタイミングで、利用者さんに介護保険サービスが必要になった時、『いつもここの事業所さんきてくれているから、一度、お願いしてみようかな』とか『そういえば、この間、営業にきた事業所さん○○サービスしていたから、依頼してみよう』と思うわけです。

 事業者さんへ依頼をお願いする基準は、事業所さんへの信頼度。もう一つは営業での好印象です。

 よろしければ、下記記事をご参考ください。

簡単に、事業者さんへの依頼するタイミングをまとめてみました。

わかりづらかった事や気になる点などあれば、気軽にコメントください。

なにか参考になれば、いいね等くださると嬉しいです(^^♪

読んでいただき、ありがとうございましたー!

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