夜の匂い。
10代の頃、お風呂の窓を開けたり、
ベランダや自分の部屋の窓から外の匂いを嗅ぐのが好きでした。
感覚的な人には分かると思うのだけど、
夜の匂いってありますよね。
土のような匂いというか。
その匂いを嗅ぐとどこかうっとりとして、
センチメンタルな気持ちになります。
その夜の匂いは、冬〜春にかけてよく匂う気がします。
中学校の頃、ポルノグラフィティの追っかけをしていて、
その頃、家族で東京や横浜に春に行ったことや
TV番組やC1000タケダの屋上で撮られたCMの印象なのか、
東京の春のふんわりした空気が好きです。
ビルばかりだけど柔らかい春の陽気がビルや歩道に差し込んで
喫茶店の窓際やオフィスビルの1階にあるコンビニで
陽を感じたくなります。
東京で多く撮影されている映画やドラマ、ファッション誌、ミュージックビデオなどのワンシーンを自分の中で再現したくなり、自分でもしてしまう。
あんな高層ビルや住宅に囲まれてるけど、
情緒も感じられるのはいいですよね。
地元の川沿いや山の桜も、どこからか炭火の香りがして、
夜に通るとどこかうっとりしてしまうんだけど。
まずは、目黒川の桜を見に行きたいなあ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?