【ゆる記】Life is Strange 2 Ep.5
ライフイズストレンジ2のプレイ日記というか感想というか。
エピソードごとにゆるっと思いつくまま書いてゆきます。細かな状況描写はするつもりがないのでプレイしていない方には何のこっちゃわからないと思います。
リアルタイムではなく全クリア済みです。
※今回のLis2を含め、過去のLiSシリーズのネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい。-------------------------------------------------------------------------------
エピソード5:狼たち
崖上でのピクニックからのスタート。すごく綺麗な景色。
兄弟はすっかり仲直りして、これまでの怒涛の展開が信じられないほど穏やかなシーンだった。
今は母親が暮しているアウェイという隠れ家にお世話になってる。
住民はみんな個性的でなんだか素敵なところ。
うろうろ探索してると入れないトレーラーハウスが。なんか意味深~と思って窓から中を覗いてみると、ん?んんんんんん?????そこの写真に写ってる青髪の女の子はもしかして…!
クロエとマックスがここに住んでるのかな!って期待したんだけど、このトレーラーハウスに住んでいたのはディヴィッドでした。いやいや、それでも前作の登場人物に会えたのは嬉しいよ!
そしてクロエとマックスが元気にしてるということを知れただけで嬉しかったです。できれば会いたかったけどね。
ディヴィッドは確実に性格が柔らかくなってた。軍人気質な基礎は変わってないんだけど、物腰が以前と全然違う。以前の彼だったら、仮にこのアウェイで暮していても孤立してた気がするなぁ。でもしっかり共存してる。
さすがに警察が追い込みをかけてきてるらしく、このアウェイにも長くはいられない。母親が車を用意してくれて、改めてメキシコへ向かうことに。
母親とはここでさようなら。
メキシコの国境へ到着。そびえ立つ、どこまでも続く高い壁。
国境ってこんな感じなのか…日本には無いものだから新鮮に感じる。
壁の一部をダニエルに壊して貰っていざメキシコへ!というとこで男女2人の自警団にダニエルが撃たれる。そりゃ居るよね、国境警備隊的なものが。これだけ派手に壁壊せば駆けつけないわけないよね…。
本物の警察に取り押さえられあっけなくお縄。
しかし国境越えたらどうにかなったもんなのかな。メキシコに足を踏み入れていたら、これまでのアメリカでの罪は不問になるの??
場面は変わって留置所の牢屋の中。
同じく国境越えをしようとしていたメキシコ国籍の夫婦と同房に。メキシコは治安が悪く、これから産まれてくるお腹の子を育てるのは不安だから…とアメリカに亡命しようとしたらしい。隣の房にはさっき撃ってきた自警団の男女ペア。女性の方が口汚くこちらの房を罵ってくる。ちょこっと言い返してあとは相手せず。
取調室に呼ばれ、机に手錠で繋がれるショーン。
警察に捕まって「あぁ、もう逃げなくていい…やっとラクになれる…」と思った矢先にダニエルが能力使って助けに来る。頼んでないよ…これ以上罪を重ねないでくれ…。
逃げてる途中でさっきまで居た牢の前を通る。
夫婦は勿論、国境警備隊気取りの2人も助ける。女の方が口悪すぎレイシストすぎで腹立つけど、撃ったのは(自警とはいえ)自分たちの仕事してただけだし…むしろ悪いの国境越えようとしたこっちだし…と思ったので。
警官がジリジリ近寄ってきて焦るけど殺したくはないのでロッカーぶつけて突破。留置所の外へ出て車を盗んで逃走。
少し走った先の検問所で何十人もの警察が待ち構えていた。
あぁもう終わりなんだな、と悟る。
「はぁ…」と短いため息の後、ショーンがぽつりぽつりと話す。
ダニエルが「兄弟狼の結末は?」と問うと最後だと思われる選択肢が。
国境を越える or 自首する
ダニエルに「正しいことをしろ」と言った後に能力使って国境越えようとするのはどう考えたって違うやろ…と思って自首。
ほんまはエピソード1の時点で自首したかったよ!!こんだけ引っ掻き回して色んな人に迷惑かけてからの自首なんて望んでなかった。
これまでの旅で色々な人と出会って収穫はあったし母親にも会えた。けどその代償はあまりにも重い。全然見合ってない、とわたしは思う。
15年後。
出所したショーンを迎えに来たダニエルと母親。
兄弟2人でキャンプをして過ごし、夜明けにはお互い別々の道へ。
なんとも切ないラストだった…。でも多分これがグッドエンドなんですよね。
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エンディングを見終わった後、「国境を越える」方の選択も見てみました。
ダニエルは「できないよ!」と拒否したけどショーンがアクセルを踏んで強行突破しようとする。
仕方なく能力で警官を蹴散らし、ダニエルは国境越え手前で車から飛び降りた。ショーンだけをメキシコへ行かせ、自分は一人で罪を背負う選択をした。
それから数年後、保護観察下にあるダニエルは母方の祖父母の家で暮している。足にはGPSが取り付けられてるから自由に外へは出られない…。
個人的にはこっちの方がこれまでの集大成!って感じがしたなぁ。
初めてダニエルの成長をきちんと目にできたし、これまでの選択肢が大きく反映されてる気がするから。
メキシコで暮らすショーンから手紙と写真(何故か隣にキャシディが居る)とメキシコの砂が届いて、それを手に取った嬉しそうなダニエルの笑顔で終わるんだけど、恨み辛みではなくここで笑顔になれるダニエル…クソガキだったあの頃から随分な成長っぷりではないですか!?
置いていかれたわけではない、自分の選択の結果だったとしても一人で逃げ切った兄の幸せそうな写真を見たら、それを今の自分の境遇と照らし合わせたら、そもそも逃亡を決めたのは兄なわけで、少しぐらい黒い感情が湧きあがっても良さそうなものなのに…もうね。
なんかこっちのエンディングの方が泣けてしまった…。
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ダニエルに対してボロカス書きましたが、エンディングを迎えてこうして反芻して考えると、プレイ中はダニエルに振り回されてると思っていたけど、元はと言えば逃亡はショーンのエゴだよな、と。
パパが死んだことをダニエルが知ってしまった時点で、ダニエルに今後どうしたいかを聞くべきだった。
そんなのわからないよ、って返ってきそうだけどショーンの気持ちだけで決めていいことでは本来無いよね。
最初に逃げたとこからもう間違ってるとずっと思ってたから、違和感というかショーンたちとの意思の乖離がプレイ中ずっと付き纏っててそれがしんどかったな。プレイヤーがこの子達の人生引っ掻き回してる感じに強制的にさせられてる気がして。
ゲームであるが故の歯がゆさをずっと感じてた。
Ep1のときも書いたんだけど、主人公であるショーンもまだ16歳という微妙な年頃なところが本当に難しかった。幼い弟を連れているから自分が大人にならなくちゃ、っていう足掻きというかがむしゃらさが見てて辛くなっちゃうんだよね。
”家族の絆”というよりも、”血の繋がりという足枷”を体感させられた気持ち。良いゲームだったんだけど、「良いゲームだったー!」ってスッキリ終われない。どう足掻いてもこの兄弟を真に幸せにできないプレイヤーの無力さを感じながら終えてしまって、モヤモヤが残る。
わたしにも弟が居るけど、同じ状況になったらショーンのように行動できる自信はないなぁ。ていうか最初の時点で逃げないな、小心者だから。
最初のとこで大人しく捕まってたとしたら一体どういう結果になるんだろ。もしかしたらダニエルの能力が全世界にバレてそれはそれでツライ未来になるのかもしれない。
15年服役したショーンは最初の警官死亡をどう説明したんだろうか。ダニエルの能力のことは隠し通せたんだろうけど。
1の時はクロエというわたしとしても心から守りたいと思える相手がパートナーだったこと、そして能力を使えるのはプレイヤーである主人公であることが良かったなぁ、と2をプレイして改めて思いました。
2はその2点が絶妙にズレてて難易度上がってた。1よりも究極の選択が多くて、選択による影響力が1よりも大きかったように思います。
以下、箇条書きで書き漏れた感想。
・15年後のダニエルがクソほどイケメンになってた!!!!!!!
あと能力の使い方が雑で笑った。車のドアぐらい手で開けろ。
・相変わらずの選曲の良さ!!!!!!!!!!!!!安定!!
・ショーンの絵がどれも好き。特に好きなのはアウェイでのスケッチ。
以上!
こちらこそありがとうございました!
見守るなんて生易しいものではなかったけどね。
これからもぽつぽつゲーム感想書いていけたらいいな。
次はプレイグテイルをプレイ予定です。