Steam版とSwitch版の違い|NEEDY GIRL OVERDOSEの話
そんなにネタバレではないと思うものから順に書きます。
「ここ違うよ」とか「こういうのもあるよ」という方はコメントで教えて下さると幸いです。
■JINEなどの通知と時間経過の操作方法
Switch版はYボタンを1回押すだけでJINEやぽけったーを開いたり、「○○にすすむ」で時間を進められます。かなり便利です。
もっともカーソル移動はマウス操作の方が楽ですが……。どちらがよりプレイしやすいかというのは個人差があると思います。
ついでと言っては何ですが、JINEやけいじばんなどプレイヤーがキーボードで文字を入力する場面が、選択肢を選ぶ方式に変更されていることが多いです。楽です。
■「おくすり」が「まほう」に変更されている
Steam版で薬物だったものが、Switch版では名前も見た目もお菓子に変更されています。使用すると、あめちゃんがお菓子を食べている様子(新規グラフィック)が見られます。お菓子そのもののデザインも可愛い。私は「まほうのクッキー」「まほうの飴玉」が特にお気に入りです。まほうのマカロンもカラフルで好き。マカロンと言えば脳漿炸裂ガール。
デスクトップにあるアイコンも、まほうの飴玉とクッキーのデザインに差し替えられています。カラフルな飴玉が並んでいるデザインの元ネタはR.D.レインの『好き?好き?大好き?』かもしれません。
まほうのけむりを使ったあとの画面のエフェクトも少し違います(カラフルな四角いエフェクトがない)
■一部のワードの変更
・えっちなこと、えっち→♡♡♡(実際は白ヌキではないハートマーク) 性行為を表す場合だけ差し替えられているようです。「えっちなはいしん」などはそのまま。
・おくすり、OD→まほう、暴走 など
他の際どい単語は差し替えられていません。「メンヘラ」「アダルトグッズ」などはそのままです。
■左下のメニューボタンにシャットダウンがない
シャットダウン前の「おやすみなさい」の表示が個人的に大好きなのですが、コンシューマーゲーム機はゲームを終了させる方法がPCとは違うから仕方ない。
■ファンアートの数
Switch版の方が完全版……かもしれません。Steam版ではサムネが欠けていて表示されていない画像があります。
(あるいは欠けている画像が入ってない?後で確認します)
※追記 2023年7〜8月頃のアップデートでSteam版もファンアートが全部見られるようになったっぽいです。
!ここからちょっとネタバレありです!
■一部のイベント用グラフィックが違う
言葉で言うのもまどろっこしいので画像で……。
薬で一時的に躁状態になってツイートしてしまう画像、Switch版では薬が全てお菓子に変更されています。
一枚絵の差し替えは他に、フォロワーカンストエンドで見られるSNSのマスクを着けている超てんちゃんがマスクを外しています。Steam版だけではなく現実のSNSの投稿でもマスクをしている画像が投稿されたので、Switch版でしか見られないイラストのはずです。
あとは細かい部分ですが、ゲームを始める前の画像フォルダにあるスタッフクレジットが違います(移植版のクレジットがある)
■NEEDY GIRL OVERDOSEのエンディングのJINE
はじめに解説した部分と被るのですが、キーボードで文字を打つ部分が選択肢になっています。
あめちゃんに刺されないエンドを見るための最後の選択肢を選ぶ時間がとても短いです。
(5/12追記)
■リスカの仕様が違う
Switch版はあめちゃんが勝手に切ってくれます(Steam版ではピに強要して切らせる)
あめちゃんはやりたくないことや面倒くさいことをピにやらせがちなので、イベントのニュアンスが結構違ってくるんじゃないかなと思います。あめちゃんとピの関係性は、プレイヤーひとり1人の心の中の数だけあるのかもしれませんが……。
Steam版でのやり取りは必見です。ニディガ大好きな人でPCでも遊べる方は是非。
以上です。周回して感じたことですが、パラメータの変動などはSteam版とSwitch版で同じだと思います。
何か見つけたら追記します。
追記(2023.6.22) ネタバレしないように詳細を伏せますが、あめちゃんから送られてくるJINEのとあるえっちなメッセージがSwitch版で少し短くカットされています。イベントではなく、(多分)ランダムで送られてくるJINEなので、運が良ければ見られると思います。