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リアル本屋の意義(2023/03/26)

昨日久しぶりにリアル本屋へ行った。表参道駅からほど近い青山ブックセンター本店である。ここ最近春めいた陽気だったものの、その日は気温が10度程度と寒く、朝から冷たい雨が降っていた。電車を待ちながらすぐに薄着で家を出たことを後悔した。寒さで頭もやられたのか、乗る電車を間違えてしまい、ダンジョンのような渋谷駅で乗り換えを稼行する羽目にもなった。

そうやって苦労して辿り着いた青山ブックセンター本店。1時間くらいはいたかな。じっくりと店内を見て回り、良いと思った本に目星をつけ、最後にまとめてピックアップしレジに持っていくのが私流。5,6冊、金額にして1万円越えの大きな買い物になったが、店を出るときは良い買い物ができてホクホクした気持ちだった。ジャンルはまちまちだが、今回は文章を書くことに関する内容が多かったと思う(noteをこつこつ更新しようと決めていたからね!)。

本当は新宿のブックファーストにも行きたかったけど、寒さと疲労のせいで断念。またの機会とすることに。

私の読書スタイルも世の中の大勢と同様、徐々にKindle中心になっているけど、たまに行くリアル本屋はやはりいい。特に「書店の人の見えざる手」によって選ばれた本が揃っている感じのある店舗はすごくいい。Amazonでは出会えない本に巡り合えるし、手に取ったフィーリングみたいなものも長らく紙媒体に親しんできた人間には第六感として備わっているのではと思う。

なんか日常が停滞してきたなと感じたり、新しいエッセンスが欲しいと思ったとき、私は青山ブックセンター本店に行く。そうすると、真新しくて面白いものに出会えるという信頼感がある。新宿のブックファーストは技術系の本がグッドなイメージ。これも違う角度からの新しさといえるでしょう(そして、ブックファーストの近くには私の大好きな喫茶店もある。この話はまた別の機会に)。池袋のジュンク堂も良いけどちと遠かったりもする……。そちらは私にとってはディズニーランド的ポジションですね。リアルディズニーランドには行かないけれども。

昨今本屋さんが減ってきているという現状もあるし、忙しくてなかなか新規開拓ができていないのですが、またいい本屋さんに巡り合いたいな。


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